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魔法少女リリカルなのは strikers〜銀拳の魔導師〜
第七話
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捜索現場の引き継ぎやなんやで、1日中…部隊からは離れてもらわないかなくなるんやけど……檜森さん」
「はい?」
「明日のフォワード陣の訓練、檜森さんに一任してもろてええかな?」
「俺が?1人で?」
マジかよ……初の実践教導が1人きりって……
「大丈夫だよ檜森さん、後で今やってる訓練内容をまとめたデータ送っておくから」
「まぁ、これを機にお前も実践教導に慣れておいた方がいいんじゃねぇか?」
「まぁ……それもそうか」
どっちにしろ、近い内に俺も教導する予定だったわけだし。予定が少しばかり早まっただけだ
その後、部隊長室を後にした俺達はそれぞれの部屋に戻った
〜機動六課 隊舎 自室〜
「つうわけで、明後日から派遣任務でいないから」
「……………………」
向かい合う様に座っているルポは無言で頬を膨らませている
「わたs…「ダメだ」…なんで!!」
「お前とデイトナは留守番だ」
「いいじゃん!デイトナだって行きたいよね!?」
「ギャウ!」
「はぁ、いいか……お前ら」
騒ぐ二人?の前で俺は背筋を伸ばし真剣な面持ちで話す
「派遣任務の間、この部隊は戦闘人員が殆どいない……つまり隙が大きくなる。……お前らにはその間この部隊の皆を守って欲しいんだ」
「皆を……守る?」
「あぁ、お前らが皆を守ってくれれば俺も安心して任務に行ける」
「ご主人…………解った。私、頑張って皆の事を守るよ。……一緒に頑張ろう、デイトナ!」
「ギャキャウ!」
多少言いくるめた感じがして、やる気になっている二人には申し訳ないがこればかりは仕方がない
「ご主人!任務から帰ってきたらご褒美ちょうだい」
「ご褒美?何か欲しい物でもあるのか?」
「それはぁ〜、ヒ・ミ・ツ♪」
何だろう……やめておけばよかった気がする
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