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魔法少女リリカルなのは strikers〜銀拳の魔導師〜
第七話
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頃、家庭の事でちょっとだけ寂しい思いをした事があるって……だから、寂しい子供や、悲しい子供の事、ほっとけないんだそうです。自分も、優しくしてくれる暖かい手に救ってもらったからって……」
なんつうか、この部隊は過去に何かしら複雑な事情を持っている奴が多いよな………俺を含めて
「そ、そういえば檜森さんの出身ってどこなんですか?」
あからさまに話題を変えようとナカジマが俺に話を振ってくる
「俺の出身は隊長達と同じだよ。管理外世界の97番」
「え!そうなんですか?」
「確かに、檜森さんも名前の響きがなのはさん達に似てますよね」
驚くナカジマにたいして納得のいった様に話すランスター
「と言っても、小さい頃にミッドに移住したからそっちの記憶は殆ど無いんだけどな……」
その後も、他愛のない会話をしながら昼食を楽しんだ
〜機動六課 部隊長室〜
「派遣任務?」
「うん、聖王教会から直々の依頼や…」
夜、本日の訓練を終えたフォワード陣が寮に戻った後…俺や隊長達は部隊長室の呼び出されていた。何でも、先ほど聖王教会から別世界で発見されたロストロギアの捜索依頼がきたらしい
「はやてちゃん、出発は何時になるの?」
「出発は2日後……皆には悪いんやけど、他の捜査課も機動課もどこも人手が足りんみたいなんよ」
「けどよ〜ウチはレリック専任だろ?」
「そう言うなヴィータ、レリックである可能性はゼロではない」
シグナム二尉の言う通り、発見されたロストロギアがレリックでないとは限らない
「それで、当日には主用メンバーは全員出撃やから皆も準備しといてな」
「うん、それはいいんだけど。はやて、派遣先の世界って何処なの?」
「フッフッフッ、それはな〜」
ハラオウンの質問に何やらニヤニヤしている様子の八神部隊長
「派遣先は何と!管理外世界の97番……地球。その星の小さな国の小さな町……私達の故郷、"海鳴市"です」
ツヴァイ曹長の言葉に俺以外の全員が驚く
「マジかよ、スゲーな!」
「何と言うか……凄い偶然だね」
「うん、ビックリした……」
地球か……
「確か、檜森さんも地球の出身でしたよね?」
「ん?そうなのか?」
「あぁーうん……まぁ一応……」
シグナム二尉とツヴァイ曹長の質問に言葉を濁しつつ答える
「ンだよ、ハッキリしねぇな」
「ガキの頃に此方に移り住んだから、そっちでの記憶は殆ど無いんだよ……」
「そうなんだ……何か理由があったの?」
「まぁその……家庭の事情でな……」
高町一尉の質問に再び言葉を濁す……
「まぁ、その話は一旦置いといて。隊長達には明日、
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