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魔法少女リリカルなのは strikers〜銀拳の魔導師〜
第七話
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「それにしても、ヴァリアントって凄いですね。整備中に改めて思いました」
「ん?そうか?」
「ハイ!こんなに沢山の種類の魔法に適応できるデバイス初めて見ました」
デバイスと言うのは普通、使用者が得意とする魔法を基準に作られる。しかし、俺は使える魔法の種類こそ多いものの、得意な魔法も苦手な魔法も無いため必然的にデバイスには様々な魔法に対応出来る用に作られる。外装が近接戦向きになっているのは、単純に俺の好みだ
「まぁその分、他の連中みたいなモードチェンジとかは出来ないんだけどな」
「え?そうなんですか?」
〈ハイ…私の場合、多種多様な魔法の制御や補助でほとんどのリソースを使っている為。モードチェンジなどに割く余裕がありませんので〉
「それでも何とかなるもんだ。慣れだよ。慣れ」
「はぁ?そうでしょうか?」
フィニーノが小首を傾げる。やはり俺みたいな奴は珍しいようだ
「あ!そうだ、檜森さん。これからフォワードの皆と昼食の約束してるんですけど。よかったら一緒にどうですか?」
「俺が?いいのか?下手に年上の上司がいると食いづらいんじゃないのか?」
「そんなこと無いですよ。檜森さんもだいぶ皆と打ち解けてますし、大丈夫ですよ」
確かに、最近は俺の事をチラ見したり影でこそこそ話す奴は居ないし。前よりだいぶ部隊の皆と話せている。俺もこの隊に馴染んできたのだろう
「皆が良ければそれでいいよ」
「ハイ、それじゃ皆に連絡しときますね」
その後、俺とフィニーノは食堂へと向かった
〜機動六課 食堂〜
「………なにやってんだお前」
「あ!ご主人、今からお昼?」
「あぁ、フィニーノやフォワードの皆と……って、そうじゃない。ここでなにしてるんだ?それにその格好……」
ルポは白いエプロンに青い三角巾を着けている
「あぁこれ?最近、食堂のお手伝いする用になったから貸してもらってるんだ。」
「手伝い?」
「うん……私だけじゃなくて……ほら!」
ルポの指差す方を見ると、空になった皿を次々と片付けるデイトナの姿があった
「何でまた手伝いなんか……」
そんなことする必用なんて無いだろうに……
「確かに私としては、1日中ご主人のベッドに入ってご主人の匂いに包まれて過ごすのも悪くはないんだけど……」
何やら今、凄く不審なワードが聞こえた気がした
「でもやっぱり、ご主人や皆がこんなに頑張ってるんだもん。私も何かお手伝いしたいよ!」
ルポは両手を握り締め息をあらげる
「そうか……偉いなルポは……」
「エヘヘ〜♪」
俺が頭を撫でるとルポは目を細めて嬉しそうに笑った
「それにね、ご主人。私、いろん
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