15話
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「……!!」
途端、脳裏に流れ込む、いつかどこかの風景。
屋上で俺が、紙に見取り図を書いていて、それを興味深そうに眺める一人の少年。
その、少年は…。
「昔、俺達は一度だけあったことがあるんだ。脱走しようとして走っていたお前に俺がぶつかって」
「…そう、か。…それで俺が、失敗したからお前も手伝えって言って、一緒に考えさせたんだよな」
やっぱり、どこかどうかで記憶がないな…。
早いとこ外行って、サッカーしないと。
「その、脱走計画の結果は、覚えているか?」
「…いや、でも、抜け出すことは出来てないだろ?」
「それより、酷かった。……俺も、爺やにさっき聞いて、思い出したんだ」
「……何が起きたんだ…?」
いつも見る神童とは違う雰囲気。
悲しそうな顔。
神童は、話し出した。
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