暁 〜小説投稿サイト〜
あの太陽のように
15話
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き

「……!!」

途端、脳裏に流れ込む、いつかどこかの風景。

屋上で俺が、紙に見取り図を書いていて、それを興味深そうに眺める一人の少年。
その、少年は…。

「昔、俺達は一度だけあったことがあるんだ。脱走しようとして走っていたお前に俺がぶつかって」
「…そう、か。…それで俺が、失敗したからお前も手伝えって言って、一緒に考えさせたんだよな」

やっぱり、どこかどうかで記憶がないな…。
早いとこ外行って、サッカーしないと。

「その、脱走計画の結果は、覚えているか?」
「…いや、でも、抜け出すことは出来てないだろ?」
「それより、酷かった。……俺も、爺やにさっき聞いて、思い出したんだ」
「……何が起きたんだ…?」

いつも見る神童とは違う雰囲気。
悲しそうな顔。
神童は、話し出した。
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ