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逆襲のアムロ
24話 ティターンズの新鋭 UC0086.1.5
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た。つい先ほどまでの自分と同じ反応だったからだ。
ジェリドは腕を組んで別の提案をした。

「ならば、今からオレたちの部隊はダグラス部隊を殲滅しにいく」

カクリコンとエマはその発言に爆笑した。

「ハッハッハ・・・バカな!あの精鋭を前にオレらが殲滅?」

「ッフッフ・・・ジェリド。冗談はさっきの話だけにしてくれる?」

ジェリドはその挑発を逆手にとり、2人に取引を求めた。

「ならば、もしできたら付いてくるか?」

ジェリドは同期の仲間として、茨の道ながらも付いてきてほしいと思っていた。
カクリコンとエマはジェリドの誘いに乗った。


フランス地域境 ダグラス部隊 ビック・トレー艦橋 1.6 11:10


ダグラスは艦橋で信じられない光景を目のあたりにした。
オペレーターがそれを報告していた。

「ウォルフ大隊通信途絶!キッシンガム中隊全滅!テネス大隊戦線崩壊!・・・」

ダグラスの目視できるぐらいティターンズが迫っていた。
ダグラスは自身もモビルスーツに乗り、決戦を挑まねばならないと覚悟を決めていた。

「まさか・・・たった5機の敵に我々が敗北するとは・・・」

7年前から一緒に戦ってきた仲間たちがたった1日で全てを失う。その事実がダグラスを戦慄させていた。

「後は任せる・・・」

ダグラスは艦橋のクルーたちに司令部を一任し、自身は格納庫へ足を運んでいった。
格納庫に着いたダグラスの姿を見たメカニックたちは皆最敬礼をしていた。
ダグラスも敬礼を返し、自身の搭乗するジムVを眺めた。

「・・・無念だ・・・。我々の後を別の者が必ずや受け継ぐであろう・・・」

ダグラスは今の圧政に立ち向かうために立ち上がった。当面の敵はティターンズであった。その敵に倒される。本望だった。

「ダグラス・ベーダー、出るぞ!」

ダグラスは激戦の最中ビック・トレーを飛び出した。

サミエックはジムVを操り、周囲の部下と共に幾多のマラサイを撃破してきていた。しかしある1機のモビルスーツに部隊壊滅寸前まで追いやられていた。

「くっ・・・何故当たらない!」

パラス・アテネに乗っていたシーマは搭載されたサイコミュを最大限に活用し、高らかに笑いながらサミエックの部隊を駆逐していた。

「ハッハッハッハ!当たらない。お前らの攻撃は当たらないよ!」

シーマはサミエックの隣にいるジムをただのパンチのみで殴り倒した。サミエックは大振りのシーマに隙だらけと見て、即座にサーベルでパラス・アテネの頭上より振り下ろした。

「覚悟ー!」

サミエックはパラス・アテネを両断できると確実に踏んだ。しかし、それが寸前ではじかれた。

「ぬあっ!」

サミエックのジムがサイコ・フ
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