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ソードアート・オンライン〜Another story〜
GGO編
第212話 新たな世界
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必死に落ち着かせているんだけど、動きの全てがぎこちなくなってしまっている。ロボット店員のマネでもしているのか? と思える程。だが、最終的には 動きも多少良くなった様で、慌てて NPCのロボットに突撃? するかの様に走ろうとしたから。
『ひゃあっ!!』
『っと……っ!!』
盛大に転んでしまったエステル。
リュウキが傍にいたから、受け止めようとしたんだが……、体勢が悪かった事もあって、一緒に転がってしまった。
『い、いたたた……ご、ごめんな……さ……』
『っ……、大丈夫か? 少し落ち着け。シノンの言うとおり、深呼吸だ』
至近距離に、リュウキの顔がある。
物凄く近い。ドラマや漫画である様な、壁ドンの距離が可愛く見える程に。目と鼻の先、1cm位?
『〜〜〜〜〜〜〜っっっっ!!!!!』
ここから先の動きは、スムーズ。いや、スムーズと言うよりは、ハイスピードだ。アスナ、レイナ顔負けの閃光速度で、エステルは、リュウキから飛び起きる様に退いた。
『し、失礼しましたです〜〜〜〜〜〜〜っっっっっ!!!』
瞬く間に、この酒場からエステルは退店していった。
本当にあっという間だった為、リュウキもどうすれば良いのかが判らず、ただただ、きょとんとするだけだった。
『はぁ……、ま、出会い頭の掴みはオッケーだとは思うけど……、ミーハーにも程があるというか、何というか……』
シノンは、最初こそ追いかけようとしたのだが……、店の外へ出た所で、光に包まれるエステルを見た。つまり、ログアウトをした様だ。気が動転しているのに、指の操作だけはしっかりと出来ていた様子。
『……一体何だったんだ? 今のは』
『あ、あははは。やっぱり、りゅーきくん、人気者、だね?』
『??』
『あはは………』
相変わらずの反応であるリュウキを見てレイナは、更に笑っていたのだった。
そして、3人が残った今に至る。
当初は、エステルを含めた4人でのプレイだったのだが……、今日は都合? が合わなかった様だ、と言う事になっている。
「………」
「はいはい。もーからかったりしないから。今日のイベの打ち合せ、しとこ?」
「そーだよー。リュウキくんっ エステルさんとはまた、今度改めて、だね? シノンさん、また 宜しく言っておいてよー。フレンド登録する間も無かったからね?」
「ん。了解、レイナ」
笑いながら話をしているのは レイナとシノン。 リュウキはさっきの事がまだあるから、色々と複雑な気分だった。どちらかといえば、照れてる?
因みに シノンとレイナは、ある意味其々 リュウキよりも仲良くなっちゃってる部分がある。
現実世界でも、よく買い物に
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