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魔法少女リリカルなのは 絆を奪いし神とその神に選ばれた少年
東馬の過去 神那島編
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うとしているのだろう。

ジャーー…………。

「?」

と、台所の方から流しを流す音が聞こえてきた。

誰かが皿洗いでもしているのだろうか?

東馬はそんな事を考えながら、そっと台所を扉の前から盗み見る。

――――――そこには一人の男性が立っていた。男性は一人スポンジを片手にせっせと皿洗いをしている。

「あ、あの……」

盗みに入った人かとも思ったが、それなら皿洗いをしている理由にはならない、それらから東馬はこの男性がこの家の事を知っている人だと思ったのだ。

「ん?ああ、君が東馬君か、ちょっと待っててくれ、今皿洗いを済ませるから」

そう言うと男性はせっせと皿洗いを終わらせる。終わらせてから、男性はコップにホットミルクを入れてから一つを東馬に渡す。

「あの……貴方は、もしかして……」

「ああ、自己紹介がまだだったな。俺は伊東誠悟。お前の保証人だよ」

これが、東馬の人生の師匠とも言える存在である、伊東誠悟との出会いだった。
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