第20話 軍神と燕人との別れ
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みたいに聞こえるのだ。」
「ああ、自分でも分からぬが、そんな気がしてな。」
「まあ、鈴々もそんな気がするのだ!」
「おいおい、本当かあ?」
などと2人は笑顔で語り合いながら村へと行くのだった。
おまけ
前日、バサラ、張飛、関羽は張飛を真ん中にして川の字になって眠りについた。
その際、バサラと張飛はすぐ眠ったが、
(う、うわあああ!り、鈴々がいるとはいえ、お、男と一緒に寝るなど、父上と兄上しか無いのにいいい!)
と、関羽は心の中で叫びながらバサラを意識しまくっていた。
(うう、鈴々はともかく、バサラ殿は意識すらしてないのに、私だけ意識するなんて馬鹿みたいだ。)
そう思っていると
「ううん・・・」
バサラの方から声がする。
関羽はビクッと体を震わせ、バサラの方をゆっくりと見る。
すると、特に変わった様子は無い。
そう思った矢先
「よっしゃあ・・・おれの歌を、聴けええ。」
「へ?」
「いくぜ、PLANET DANCE」
そう、曲名らしきものを言ったら、歌いだした。
「は?」
バサラは歌ってはいるが、起きてはいないようである。
つまり、寝言で歌っているのだ。
関羽はバサラが歌を好きなのは自分たちに歌ったことから分かっていたが
(まさか、これほどとは・・・)
そう思うしか無かった。
その後、関羽は自分ばかり意識しているのが馬鹿らしくなり、眠りについた。
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