彼方からの使者
[3/4]
[1]次 [9]前 最後 最初
どこへいった!さあ、そのシェルターの先へと向かい・・・乗るんだ!」
「くっ・・・!必ず助けに戻ります!」
「そうだそれでいい・・・。」
ユリウスは、懐から対戦地雷を取り出した。
そんなものでMS相手にまともに戦えないことはわかっていた。
それでも、跳躍ユニットを少しで損壊させれば機動力が落ちるかもしれない。
あわよくば兵装を爆破できれば、敵の脅威度を下げることができるかもしれない。
ユリウスは、信号弾を放つとザクの気を引いた。
ザクは敵の存在を認識するとヒートホークを抜き一気に振り下ろした。
「その兵装もらったぁぁぁぁぁぁぁ!」
通常では、ありえない爆発が起こるとヒートホークは爆散した。
ーーーー
ドロワ「これは・・・ガンダム?」
ドロワの目の前には、MSが誰かを待ているかのように静かに立っていた。
頭部にはV字の角がある。
その角こそ、ガンダムシリーズの特徴でもあることは授業ですでに習っていた。
ドロワは、ゆっくりとそのMSへと歩いていった。
これに乗ってしまえば、もうかつてのように誰かと笑いあい、話し合い、殺し合いとは無縁の生活だったものに戻れないことはわかっていた。
だが、不思議とドロワに恐怖心というものはなかった。
ドロワ(これに乗れば・・・。)
??「動くな!」
ドロワ「ネオ・ジオンの残党!」
??「それ以上のそのMSに近づくな!それは、我々ネオ・ジオン残党がもらう!」
ドロワ「ふざけるな!」
??「・・・まさか。」
ネオ・ジオン残党は、ゆっくりとヘルメットを取ると長髪を後ろに束ねドロワに向き合った。
その顔には見覚えがあった。
かつて、友人とお互いが思いあった者達の悲しい再開である。
ドロワ「ランブル・・・。」
ランブル「どうして・・・君がここに・・・!」
ドロワ「なんでもいいだろ!]
ランブル「だめだ!それ以上・・・そいつに近づくな!俺は・・・君を撃ちたくない!」
ドロワ「僕のことを撃たなくても!君たちが・・・ほかの人を撃った!」
ランブル「それは・・・!」
ドロワ「消えてくれ。」
ランブル「え・・・。」
ドロワ「僕たちは、お互いを分かり合えていたと思っていた!なのに・・・どうしてネオ・ジオン残党なんかに!」
ランブル「聞いてくれ!俺だって、考えなしに動いてるわけじゃない!」
ドロワ「考えがあったら何をしてもいいのか!かつて、テロリストと呼ばれ秩序を乱した集団に今、ランブル!君がいる!その事実だけで十分だ。」
ランブル「くっ・・・!」
ドロワ「僕は・・・これに乗って世界を変える!」
ランブル「やめろおおおお!」
ドロワはコックピットへ乗
[1]次 [9]前 最後 最初
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ