MS戦術解説
MSの格闘戦A
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U.C.0089,01,17、ZZガンダムとAMX-004(キュベレイ)が行った格闘戦では、両者ともに回避と防御を行わずに切りあった。この結果、キュベレイは大破、ZZガンダムも中破した。
??攻防一体の格闘技術??
敵機の攻撃を「受け」、または「回避」しながら、格闘攻撃を行う「クロスカウンター」的戦技は、一部の超エース級パイロットのみが体得している。代表的な人物が、ビーム・サーベルの二刀流を駆使した一年戦争時のアムロ・レイで、片方で「受け」ながら、もう一方で反撃するという戦技を身に着けていた。
??攻防一体に適した装備やギミック??
攻防一体の戦技は格闘専用のアプリケーションだけでの実現が難しいため、装備やギミックを使用することで攻防一体を達成しようとしていた例もある。敵の格闘攻撃を受けた瞬間、自動的にビーム刃が延びるビーム・メイスや、合体分離機能で攻防一体の戦いが可能なVシリーズなどがそれに相当する。
補足事項
??特殊な格闘兵装を用いた格闘??
一般的な汎用MSが行う格闘戦は、上述の三つに分類されるものが殆どである。しかし、水陸両用MSや可変機、格闘戦を主体に設計された格闘戦用MSの中には、バイス・クローや電撃兵器など、特殊な格闘兵装を装備した期待も存在する。特殊兵装を用いた格闘戦は、変則的な攻撃パターンを持つものが多く、付随被害を与えるものが多い。
■クローによる格闘
クローは、「手」による汎用性を放棄した水陸両用MSやMA、グリプス戦役期には一部の可変機に装備された。「手」の代わりにクローを装備しているため、クローによる攻撃はパンチの発展形となっているが、十分な運動エネルギーさえ得ていればMSの胴体すら貫通する。
■特殊兵装による格闘
ヒート・ロッドやビーム・ストリングスなどの電撃兵器は、複雑な軌道を描くために防御が難しく、接触しただけで高圧電流による攻撃が成立するという特性を持つ。高圧電流でパイロットや電子機器にダメージを与えることを目的とするが、耐電装備で無効化されるという欠点もある。
??高度な対格闘防御方法??
格闘戦は一撃で大きなダメージを受ける可能性の高い戦闘方法のため、格闘専用装備やシールドの展開が間に合わないケースを警戒して、緊急防御用の装備を持つ機体が存在する。また、高度な防御技術を持つパイロットはそうした装備を使わなくとも敵の攻撃を防御、もしくは回避し、反撃を行うことが可能である。
■緊急防御が可能な装備
大型兵装の携行時や、サブ・フライト・システムに搭乗している場合などは、格闘攻撃を受けることが困難となる。この状況を打開するため、射撃兵装と格闘兵装を融合させた武器や、「隠し腕」などの装備を持つ機
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