進級試験とウロボロス
零達也の正体×黒神眷属による打ち上げ
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違い、鍛錬も大事だが娯楽も楽しむ事でストレスを解消する目的もある。メイドに行かせたらミカエル、サーゼクス、アザゼルが来た事で三人の客が一誠がいない事に気付いたらしい。
「ヴァーリらはさっき会ったが一ちゃんはどうしたんだ?」
「一誠なら出かけたそうだぞ?それも俺らが帰る前にな」
「それは本当なのか?主役がいなければ打ち上げが出来んが一体何をしているのやら」
「ヴァーリ様、ご主人様がお帰りになられました」
「それは本当か?桜花」
ここからは俺が語り部となるが、冥界バアル家から人間界本家にてこのままの姿として戻ってきた。もちろんメイドらは知っているから問題ないが、問題はヴァーリらと呼んだミカエル達だな。織斑一真=零達也としてなので、恐らく俺を見ても兵藤一誠ではない別人だと思われる。まあ朱璃がいるから大丈夫だろう。
「朱璃・・・・本当ならここより姫島家に戻っても良かったんだが」
「私が居た方が証人になりますし、兵藤一誠の時ではない姿であります。私が蒼い翼本社社長秘書と言う事に関しては、グレモリー眷属とアザゼルは知っていますから」
と言う事で俺らは人間界本家に戻ったが、車から降りたらメイドらはすぐに主人だと認知した事でいつも通りに挨拶した。そんでヴァーリらは俺が帰ってきたとの報告を聞いてから、入ってきた人物を見てヴァーリら人間界本家の住人と客である三人以外のメイドは一礼をした。そんで俺はグラスを持つと酒を入れてくれた朱璃だった。
「ん?打ち上げをするのであろう。だったら乾杯でもしようではないか」
「お前は誰だ?メイドらは一誠が帰ってきたと聞いたが、姿を見ると一誠ではないな。何者だ」
「お待ち下さいませ曹操様。こちらはご主人様である織斑一真様でございますよ」
「それは本当ですか?結衣さん。どう見ても私らの婚約者ではありませんが、織斑一真とは誰です?」
俺と朱璃がいた事でミカエルらは観察していたが、何者なのかを見ていた。するとアザゼルが思い出したかのように、手をポンとしていたがまだ確認していないので聞いてみたアザゼル。
「・・・・もしかして蒼い翼本社社長兼CEOの零達也か?朱璃が蒼い翼本社社長秘書だと聞いたんだが、俺やサーゼクスでも本物の零達也なのかは分からない」
「確証ないでしょうが、ここにいるメイドは皆主人を見ているようですね」
「私も会った事がないけど、聞いてみようか。・・・・もしかして貴方は幻と言われた零達也様ではないのかね?」
そう言ったサーゼクスだったが、ヴァーリチームと英雄チームらはあの巨大グループの最高司令官がここにいるのは不自然だ。だがメイドらは主人なので自然とここにいても可笑しくないし、ソーナら婚約者も何となくだが俺があの零達也だと言うのは本当だ
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