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転生者の珍妙な冒険
タルカスと戦ってるジョナサンの視界はきっとこんな感じ・決着
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全てが止まった、灰色の世界。
4部以降「最強のスタンド」と呼ばれる「星の白金(スタープラチナ)」が停止させた時間の中。
観客も司会者もタルタスも彼の武器も、全てが止まっている中でただ1人、夜集阿の他に(・・・・・・)動いている者がいた。

「やはり、奴も入ってこられたか、この時間停止に。」

心の中心に忍び込んでくるような凍りつく眼差し、黄金色の頭髪、透き通るような白い肌、男とは思えないような妖しい色気
そうとでも表現すれば、その男の容姿を表現出来るだろう。
傍らに己の(・・)スタンドを発現させたその男は、遥か上空から闘技場を見ていた。

「だが、しかしまだ弱い。我がスタンドの敵ではないな。」

そう呟くと、男は闘技場に背を向け、

「それに、『あの女』に勝てる保証すら、どこにもないのだ・・・・」

その言葉と共に、姿を消した。













『オラァ!!!』
星の白金(スタープラチナ)に餓蛇を破壊させて包囲網から脱出。俺に出来たのは取り敢えずそこまでだった。
「ぐっ・・・・、はぁ・・・。」
息を吐いて膝をつく。予想は出来てたけど、やっぱりこっちの時間停止はキツい。
「成程・・・、明確に何秒と時間が決められてる訳じゃなく、俺の精神の続く限り任意、か・・・。作品とは少し違うが、それも俺なりの成長といったところかな。」
分析を終えたところで、呼吸を整えて立ち上がる。
まだ時間停止は続いてる。こうしてる間にもゴリゴリと精神力的なのが削られてるのが分かるからあと何秒もつかは分からんが・・・・。
「それでも、せめてこの一撃!!」
一蹴りでオッサンとの距離を詰める。そのままオッサンのガラ空きの胴に星の白金(スタープラチナ)の全力の拳を打つ。

「っ、テメェ!!!」

拳が胴に触れたその瞬間、時間停止の限界が来た。途轍もない疲労感と共にオッサンの声が耳に届く。
「だが、もう遅いぜ!! ブチかませ星の白金(スタープラチナ)!!!!」

『オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオォラアァァァァァ!!!!!!!!!』
「ぐはあぁぁぁぁぁぁぁ!!!?」

『い、一体何が起こったのかー!!!! 我々は、一瞬たりとも目を離していなかった!! 全て目撃していた!! だがっ、今この瞬間に何があったのか、全く理解出来ない!!! 瞬間移動か何かのようにタルタス選手の眼前まで迫ったヨシュア選手の精霊が、猛烈な突きの連打でタルタス選手を吹き飛ばしたーーーーーー!!!!』
「今大会のダークホース、ヨシュア選手はまだこんな隠し玉を持っていたんですね〜。あの速度もさる事ながら、あんなに強烈
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