暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico48絆は血より強い
[1/9]
[8]
前話
前書き
[1]
次
最後
[2]
次話
†††Sideシャマル†††
PiPiPi♪っていう、目覚まし時計の電子音に「・・・ん・・・」目を覚ます。まずはスイッチを押して目覚まし機能を止める。時刻は午前6時30分。いつもは午前7時起床の私も、朝食作りの当番の時だけはこの時間に起きるようにしている。上半身を起こして、「シグナムはもう起きているのね」隣のベッドをふと見れば、シグナムの姿はもう無かった。日課のジョギングに出たのね。
「私も自分のお仕事をしないと♪」
ベッドから降りて、パジャマから私服のワンピースとカーディガンに着替える。そして鏡台の椅子に座って櫛で寝癖を梳かす。髪型を整えた後は1階の洗面所で顔を洗ったり、歯を磨いたり、身支度を全て整え終える。ついでに昨晩の溜まった衣服を洗うために洗濯機を回しておく。
「よしっ」
身なりを整え終えた後は早速朝食作りの準備をする。まずは何を作るかなんだけど、「昨日は洋食だったし、和食にしましょ♪」昨日の朝はルシル君が当番で、食パンやベーコンエッグなどの洋食だったから、今日は和食ね。和食は私が初めて学んだ料理で、とても思い入れのあるもの。だからやっぱり和食が一番って思いが強い。
「エップロン、エップロン♪ あとはシュシュで髪を纏めて〜♪」
鼻歌交じりにダイニングのエプロン掛けから取った私用のエプロンを体に付けて、シュシュで後ろ髪を纏める。これで準備完了♪ ご飯作りの準備が出来たら、冷蔵庫の中から卵数個を取り出す。今でも忘れることの出来ない大切な思い出の1つである卵焼きを作るために。あとは、ルシル君と一緒に作ったひじきの煮物が入ったタッパー、それにシグナム用の納豆を指差し確認。
「あとは鯖の煮つけと、お味噌汁と、大根・きゅうりとツナのサラダ。今日はこれで行きましょ♪」
一番時間が掛かる鯖の煮つけから始める。まずは生臭さを取るために鯖の湯切り、次に鍋に醤油・みりん・砂糖・水と分量を量って入れて、沸騰し始めたら切り身を投入、落とし蓋をして、あとはぐつぐつ煮る。
鯖の煮つけが完成するまでの間に卵焼きやお味噌汁の作業に移る。オーディンさん直伝のお味噌汁の作り方をそのまま手法で作って、卵焼きの卵も今では簡単に割れるし、殻も混ざらないし、焼く作業も焦がすことも無くなってる。
「大根、きゅうりを細切りに〜♪」
トントンと包丁で細切りにした大根ときゅうりをボウルに入れて塩で揉む。5分置いておくその間に油や水分を切ったツナとマヨネーズを混ぜて、それから5分経った大根・きゅうりと混ぜ合わせる。お皿に盛ったら鰹節と千切り乗りをパラパラ降りかけて、醤油を小さじで2杯かけて完成。鯖の煮つけも完成して、料理を盛ったお皿をダイニングテーブルに運んでいると・・・
「おはようや、シャマル」「おはよう、シャマル」
「
[8]
前話
前書き
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ