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骸龍転生物語~ オストガロアに転生した人間の物語~
14話 ハンターとしての使命
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カンタ「なぁ、今度の依頼、受けたけど良かったのか?」

魔弓グリモワールを背負い、トヨタマ真シリーズを装備したハンター。カンタが仲間に言った。

レイ「多分、問題無いわよ。危険度が高いモンスターだけどまだ幼体。あまり手こずらないと思うわ。」

黒角竜のスラッシュアックス、ハデスとディアブロZシリーズを装備した女ハンター、レイは自身があるらしい。

センヤ「しかしな…。相手は古龍と古龍級のモンスターだぜ?大丈夫かよ…。」

ロストバベルをテーブルの脇に置き、セルタスXヘルムを脱いだセンヤはやはり心配なのか、道具をチェックしながら話した。

ハナ「私も心配です…。報告によると、ガイリュウは主に人間の身体をしており、身体能力がとてつもなく高いが、人間は傷つけない。だそうです。」

ロイヤルビードロの手入れをしながら、ギザミZシリーズを装備したハナは、ガイリュウの特徴を言った。

カンタ「孤島でも、ハンター達を混沌茸を使って、幻覚を見せ追い返したそうだ。何をするか分からないし、ギルクゥザもいる。これはかなりやばいぞ…。」

センヤ「人を傷つける事を嫌がってる…。もしかしたら…。」

カンタ「ん?どうした?カンタ。」

センヤが神妙な顔になっている事に気が付いた俺は、問いかけてみた。
. . .
センヤ「人の形、知性…。もしかしたら、旧砂漠のガイリュウは龍人族かもしれん…。」

「「「龍人族?」」」

センヤ意外の3人は、オウム返しのように言う。

センヤ「あぁ。龍人族は昔からある伝説に登場する存在でな。人間の形をしたモンスターだ。特徴的なのは人間と会話ができるという事。知性を持つ事。そして、個性を持つということだ。人を殺す事ができない個体。好んで人を殺す個体。モンスターにしか興味が無い個体。様々な個体がいる。考古学者の中でもいろいろな説があってな、もっとも有力なのは転生者説だ。もともと龍人族は違う世界にいた人間で、人間にその事を話した個体もいるようだ。今回のガイリュウももともと人間なのだろう…。」

カンタ「まさか、旧砂漠にいるガイリュウは人間なのか?」

センヤ「俺はもともとギルドの人間だからな。そこらへんの情報は知っているはずだ。そこらの情報屋とは訳が違うぜ。」

ハナ「私達は人間を殺すという事になるのですか?」

レイ「私達はモンスターは狩るけど、人間までは狩らないわよ…。」

カンタ「でもな…。今は被害を出していないが心変わりするかもしれない…。やっぱり狩ろう!」
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