暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアートオンライン魔法の剣士達
剣の世界はデスゲーム
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[9] 最初

その光の中で俺は違和感を感じた。
まるで、全身が少し縮む様な感覚。
「いったい何が……」
「キリト、大丈夫か?」
「ん?ああ、だいじょ…………誰だ?」
そこにはクラインの声の野武士顔の男が立っていた。
年齢は20代だろうか?
とにかく、知らない人だった。
「お前こそ誰だよ」
男が俺を指を指して聞いてくる。
いや、初対面だし誰だと言われても……
俺はオブジェクト化した手鏡を見た。
現実と同じ顔の俺がいた。
しかも、身長などの体格も同じだ。
「これって……」
少し長めの前髪に白い肌、女の様な線の細い体型。
「現実の顔……まさか、クライン!?」
「んじゃ、お前がキリトか!!」
俺達はお互いに指を指して叫ぶ。
「マジかよ、普通に女だと思っちまったぜ」
「うっせ、ところでユウキは?」
「ここだよキリト」
「えっユウちゃん!?」
「カズ君!?」
幼い頃一緒に遊んで、小学校4年生の時に別れた、幼なじみが目の前に。
「いやいや、そんなことよりなんでだ?」
「体格や顔が現実になってることだろ?ナーヴギアは顔をすっぽり覆っているから
顔の形を把握出出来て、
体格はキャリブレーションで設定するからな。
さしずめここが現実だぞって思わせたいんだな。
・・・なぁ、クライン、ユウちゃん。ちょっと来てくれ」
周りが騒然とするなか外に出る俺達。



「クライン、ユウちゃん。これから俺は次の村にいくが、着いてくるか?」
「俺はダチと合流しなきゃならねぇ。すまねぇ」
「そうか、ユウちゃんは?」
「ボクは怖いけど、着いていくよ」
「そうか、じゃあなクライン、何かあったらメッセージ飛ばしてくれ」
「おう、お二人さんも頑張れ」
こうしてゲームクリアを目指した俺とユウちゃん。





そしてデスゲームが始まって丁度一ヶ月後、初めての攻略会議が開かれた。
[9] 最初


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