剣の世界はデスゲーム
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宣言が、あるまでは・・・。
ゴーンゴーン
「「えっ」」
ひゅん
強制転移、なぜ?
ここは間違いなく、最初の中央広場だ。
周りはざわざわしている。
「あ、ユウキ、クライン!」
「ボクは無事だよ!」「俺もだぜ」
案外近くにいた。
「良かった。でも、これは、どういう「上を見ろ!」えっっっ」
その声(誰がいったかは知らない。)にひかれ俺達はう上を見た。 何とも不気味な雰囲気だ。
さっきまで夕日に照らされてた広場も今は赤い光りに満ちていて周りは驚くほど静かだった。
皆、急に起きた事で混乱しているのだ。
だが、驚くのはまだ早かった。
そこには、[Warning]、[System Announcement]の文字が・・・。
システムアナウンス?どう言うことだ?
しかし、直後、気持ち悪い、赤い血液が、ドロッとしたものが上からたれでて、中身のない、
大きな フード付きローブができた。
『プレイヤーの諸君、私の世界へようこそ。私は茅場昭彦。
今や、この世界をコントロールできる唯一の 人間だ。』
ん?どういうことだよ?訳わかんねぇ。回りのやつらも混乱してるし。
『諸君らはメインメニューからログアウトボタンが消えていることは確認済みだろう。
しかし、これは不具合ではない。
繰り返す、これは不具合ではなく、ソードアート・オンラインの本来の仕様である。』
は? ログアウト出来ないのが本来の仕様!?俺達はここから出られないのか?
そんな不安による混乱を他所に茅場は話を進める。
『諸君らは自発的にログアウト出来ない、また、
外部の人間がナーブギアを停止または解除も有り得ない。
もし、それが行われた場合ナーブギアが発する高出力マイクロウェーブが諸君らの脳を
破壊し生命活動を止める』
生命活動を止める、この言葉で辺りのプレイヤーはざわつきだす。
冗談だと思って笑う者、早く現実に帰りたくて悪態付ける者、
今の言葉を本当の事だと信じる者は
恐らく誰もいない。
「何言ってんだアイツ?頭可笑しいんじゃねーの?なあ、キリト」
クラインが笑いながら俺の方を向く。
その声と目には不安が若干混じっているのがわかる。
「食べ物や飲み物を温める時、クラインは何を使う?」
急な質問に戸惑いながらもクラインは答える。
「え、あ〜、普通なら電子レンジじゃねえのか?」
俺は頷く、クラインの声と目には不安はもう無かった。
が……
「同じなんだよ、信号素子のマイクロウェーブは電子レンジと、
リミッターを外せば人間の脳の限界、
42℃なんて簡単に突破して焼くことが出来る」
しかも、電子レンジは水分子を振動させて熱を出す。
人間の脳は85%水で出来ていて人体の中で1番水分を含んでい
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