暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜Another story〜
GGO編
第211話 とある少女 憧れの人に会う為に
[5/11]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
アミュスフィアを手に取り、頭に装着させた。
「……綺堂さんが戻ってくるとなると。うん。へカートのメンテもしておきたいし。それに、アップデート前に色々と準備もしておきたいわね。……でも時間が時間だから 今日は ひと狩りするだけにしとこう、かな」
今日する予定を頭の中で組み、整えると。
「リンク・スタート」
GGOの世界へと旅立っていったのだった。
〜SBCグロッケン〜
――……この場所は やはり一味違う、な。
詩乃は、シノンとなり、いつもの始まりの街であるグロッケンに降り立つと、心底そう思っていた。
リュウキやキリト、そして アスナやレイナ、リズ達に誘われて、ALOの世界ででも、キャラを作り 何度かプレイした。
ファンタジー世界は、ALOが初めてだった。以前までの自分であれば入る事が無かった世界だが……、北欧神話をモチーフにしている世界と言う事もあって、興味自体は高くあった。まだ、皆と一緒にプレイはしていないが、ソロでも勿論楽しかった。
攻撃スタイルは、GGOででも、ナイフを多少扱っていたのだが、剣は肌に合わなかった。それに銃を長く扱ってきたと言う事もあったから、ALOの世界での遠距離武器、《弓》を使用した。使いがってはやはり全然違うが、それも新鮮だった。
それでも、やはり 自分にとってのホームグラウンドはこの銃の世界だと言う事なのだろう。
このメタリックな質感をもつ高層建築群。大きさを言えばALOの世界の世界樹と比べたら明らかに小さいけれど、それでも天を衝くかのように黒々とそびえ立っている高層ビルも、その存在感は決して負けてはいない。
全てにおいて、異なる街並みだから、比べる事自体ちょっと間違ってるが。
「さて、と……よし。いつもの所で……ん?」
シノンは移動を開始しようとした時、ある人集が目に入った。
人集、と言っても3〜4人程のプレイヤー達が 1人のプレイヤーを囲っているのだ。
圏内だったら、別に何かしたとしても、意味はないから別に問題はない。……死銃の事件と言う例外はあっても。それに、ザスカーには事件の概要を報告しているから、圏内においての透明マントの使用は不可能になっているから、出来ないから 少なからず安心だ。
と、それは置いといて、今囲まれているプレイヤーを見て シノンは驚いた。
銀色の長い髪、そして それを束ねてポニーテールにしている。
装備も初期の装備で
戦闘服
(
ファイティーグ
)
じゃない。でも、
彼
(
・
)
は コンバートしてこの世界へとやってきたから、お金がほとんど無く、《撃ちゲーム》で勝ち得た賞金で武器と防具を揃えてすっからかん
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ