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魔法少女リリカルなのは ViVid ―The White wing―
第三章
二十六話 新星と遺物
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も負けては居られんな、今日一日、少女たちに驚かされた礼をしなければ」
スルトとシュウが互いに笑い、短くうなづき合う。

「うん。僕らも頑張ろう、レイシア、帰ったら少し付き合ってくれる?」
「はい、セイル。なんでもお申し付けください」
セイルのやる気に、レイシアが微笑みを持って答える。

「……帰ろ、イーリス」
[はい!おや?マスター、機嫌よさそうですね〜]
「……ん、きっと、クラナは、上がってくる」
[そうですね……帰ってからは、練習をなさいますか?]
「……ん」
イーリスに短くうなづいて、エーデルが歩き出す。


そう、彼は確信していた。クラナ・ディリフス・タカマチは、苦戦することも無く真っすぐに勝ち上がり、自分とぶつかる場所まで来るだろうと、思っていたのだ。

────

「……クラナ・ディリフス・タカマチくん……か。分析、しなきゃね」

────

この時は、まだ。

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