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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico47楽を嬉で返す
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ント准陸尉やナカジマ一尉と話をしていると・・・

「む? 我に触りたいのか?」

「喋った!」

「うん、喋ったね!」

狼形態のザフィーラにそろそろと近付いて手を出しては引いていたギンガとスバルに、ザフィーラが声を掛けると2人して驚きを見せた。私は子犬フォームのアルフに目線をやると、「あたしを喋れるよ!」2人に声を掛けた。

「わっ!? こっちのわんちゃんも喋った!」

「もしかして使い魔さんですか?」

スバルはまた驚いて、ギンガはすぐにその正体を察した。管理局員の両親を持っているからかな。

「そうだよ。あたしはフェイトの使い魔なんだ! あたしの綺麗な毛並みにも触れても良いよ♪」

「我は八神家の守護獣だ。我の毛並みも負けてはいないぞ」

「えっと、じゃあ失礼して・・・」

「ふわふわぁ〜♪」

ギンガとスバルはアルフとザフィーラを交互に触っては笑顔を浮かべている。アルフとザフィーラも撫でられて気持ち良さそうにしている。と、そんなところに「なぁ、2人とも。ザフィーラに乗ってみぃひん?」はやてがそう提案した。

「え、いいんですか?」

「乗りたい!」

スバルは即答で、ギンガは少し躊躇いを見せた。ザフィーラは「構わぬ」そう言って伏せて、2人が乗りやすいようにした。ナカジマ一尉が「おいおい、良いのかい?」ってはやてやザフィーラに確認すると、「かような小さな少女2人を乗せて走ることなど造作無い故」ザフィーラは即答した。するとスバルは真っ先にザフィーラの背に乗って、遅れて「よろしくお願いします」ギンガは乗った。

「振り落とされぬようにしっかりと掴まれ」

ギンガとスバルはしっかりとザフィーラの毛を掴んで、それを確認したザフィーラは「では行くぞ」私たちの周囲を駆けると、アルフも一緒になって駆け出した。その様子に2人は歓声を上げて、クイント准陸尉やナカジマ一尉に手を大きく振った。

「楽しそうで本当に良かった。ありがとう、はやてちゃん、フェイトちゃん」

「悪いな。お前たちも花祭を楽しんでいたのに」

「そんな気にせんでください」

「私やみんなも今この時間を楽しんでますから」

なのは達も頷くことで同意してくれた。こうして管理局の中で新しい知り合いを作るのは良いことだと思うから。それから5分くらいアルフ達を見守りながら話していたら、きゅ〜、ってお腹が鳴った音が聞こえた。しかも3人分。

「はやてちゃん、お腹空いたです〜」

「そろそろ何か食べたいよね〜」

リインとアイリだった。そして最後の1人は「おとうさん、おかあさん、おなか空いた・・・」スバルだった。3人揃って同じようにお腹を擦るその様子に私たちは「あはは!」思わず笑ってしまった。

「よし。なにか旨
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