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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico47楽を嬉で返す
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1人だったよね。ナカジマなんて次元世界には珍しい名字だし、たぶんクイント准陸尉の関係者じゃないかなって私も思った。
ナカジマ一尉は「おいおい。今は互いに非番だ。堅苦しい敬礼はナシにしようや」って笑ったから私たちも「はいっ」敬礼している腕を降ろした。そして「アリサ。紹介してよ」アリシアがアリサの脇腹にそっとひじ打ちした。
「そうね。えっと、あたしが捜査官としてお世話になってる陸士108部隊の副隊長を務めてるゲンヤ・ナカジマ一尉よ」
「おう。ゲンヤ・ナカジマだ。アリサ嬢ちゃんやウチの女房から話は聞いているし、クラナガンの悪夢やリンドヴルム壊滅のニュースとかで知ってる。会えて光栄だよ、チーム海鳴」
会えて光栄だとか言われたのは初めてだったから思わず頬が緩んじゃっていると、「あの、ナカジマ一尉はクイント・ナカジマ准陸尉の・・・」なのはが小さく挙手した。
「ああ。旦那だ。今、女房と娘2人で遊びに来てんだよ。そうだ、どうせなら会っていてくれ。もうトイレから帰ってくるはずなんだ。・・・お、来た来た」
ナカジマ一尉が大手を振る方を見ると、クイント准陸尉と小さな女の子2人が仲良く手を繋いでこっちに向かって来ていた。そしてクイント准陸尉も私たちに気付いて「あ、久しぶり!」笑顔で挨拶してくれたから「お久しぶりです!」お辞儀した。
「また会えて嬉しい! あー、でもすずかちゃんとは4日ぶりね」
「あ、はい! こんにちは、ギンガちゃん、スバルちゃん」
クイント准陸尉と手を繋いでいた2人の女の子と目を合わせるために、すずかは少し体を屈めた上でその子たちに挨拶した。すると髪の長い子は「こんにちは」綺麗なお辞儀をして、小さい子は「・・・こ、こんにちは」ちょっとおどおどして挨拶を返してくれた。
「さ、ギンガ、スバル。すずかお姉さんだけじゃなくて、お姉さん達みんなに自己紹介して♪」
「はいっ。姉のギンガ・ナカジマです。9歳です」
髪の長いお姉ちゃんがギンガ。落ち着いた雰囲気でとっても礼儀正しい。そんなギンガの背中に隠れようとしている女の子・スバルはどうやら人見知りが強いみたい。ギンガが「ほら、スバル、ご挨拶」って自分の前にスバルを押し出すと・・・
「スバル・ナカジマ、です。7歳・・・です」
ギンガとスバルに私たちも自己紹介を返した後、「銀河と昴、良い名前ですね」って、ルシルが2人の名前を褒めた。
「ありがとう、ルシリオン君! 夫と2人で考えたの♪」
「俺の遠いご先祖様はお嬢さん達の世界の出身らしくてな。だから俺の名前もお嬢ちゃん達のような感じだろ? 中島源也ってな」
グレアム元提督も元は地球はイギリス人だったってことは知ってるから、ナカジマ一尉のお話しはそんなに驚くようなことはなかった。それからクイ
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