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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico47楽を嬉で返す
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チーム海鳴全員が同じ4組っていう奇跡を目の当たりにしちゃった。スキップしちゃいそうな勢いで正面玄関に入って5年4組の靴箱に向かうと「げっ、咲耶!」アリサちゃんが身を引いた。

「あら、アリサさん、それに皆さんも。おはようございます。今年からは同じクラスですわね。卒業までどうぞよろしくお願いしますわ。では」

いつもは口ゲンカに発展しちゃうのに、今日の咲耶ちゃんは大人な対応でアリサちゃんに突っかかることなく挨拶だけをして校舎に向かった。アリサちゃんも呆気にとられてて、でも「気色悪・・・!」そう言って身震い。

「もう、アリサちゃん。せっかくちゃんとしてくれてるのにそんな事言っちゃダメだよ」

「そうは言うけどさ、なのは。普段のアイツの態度知ってんでしょ? それが急にあんなしおらしくなって。うわ、鳥肌立っちゃってる!」

「咲耶ちゃん、そんなに悪い子やないんやけどな〜」

「ま、とりあえず今は新しい教室に行こうよ♪」

張り紙に名前と一緒に書かれてた出席番号のシール張られた靴箱に靴を入れて、上履き袋から上履きを取り出して履き替える。そして4階の第5学年教室エリアに上がる。クラス替えで別れることになった元クラスメイトと挨拶しながら新しい教室に到着。教室ではすでにルシル君が複数の男子と女子と楽しそうにお喋りしてた。

「ん? なんだ、みんな揃って。早速この教室でお喋りか?」

「ううん。わたしらみんな4組なんよ♪」

「え、本当なのか!?」

ルシル君が私たちにも視線を移したから「うんっ!」頷き返した。ルシル君は「こんな偏ったクラス分けで良いんだろうか?」って唸るけど、卒業まで一緒に過ごせるわけだからすごく嬉しい。ルシル君も「ま、いいか」納得して、お喋りを再開。私たちも自分の席に鞄を置いてお喋りを始めた。5年と6年には林間学校、臨海学校、それに修学旅行もある。今から楽しみで仕方ないねって。

「ねえねえ、学校終わったらなんだけど、午後から本局行かない? 確か今日からだったでしょ、花祭♪」

「本局式のお花見だよね。もちろん行くつもりだったし、みんなを誘おうと思ってたよ」

花祭っていうイベントが今年から本局の第1居住区で開催されることになった。去年、局員も一緒に参加したお花見が大盛況で終わって、参加者から本局でもお花見を楽しみたいって意見が多かったことからリンディ提督、レティ提督、リアンシェルト少将やその知人の将校たちの連名で居住区にイベント専用の区画が整理された。

「それにしてもドクターもすごいよね。桜の種を植えて1年も経たずに満開になるまで成長させちゃうんだから」

なのはちゃんの言うようにたった1年で種から満開状態にまで成長させたドクターはすごいと思う。そして、バレンタインデーやホワイ
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