学園祭のライオンハート
最終試合:ダブル『王』対赤白龍神皇帝(1)
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「リアスに言っとくが、お前らの眷属らは一見するととんでもないトレーニングをしたはずだが俺らには効果がない無駄な努力をしてきた訳だ。ゼノヴィアが持つエクス・デュランダルの恩恵を使えば、仲間は聖剣因子が無くとも使えたはずだ。持つ者の姿に擬態やら持つ者の姿を透明させる事が出来たはずだが?どうやらその様子だと考えてなかったようだな」
「私らのようにしてエクスカリバーの各能力を使える事は知っていたわ。でもね、それを知っている一誠達に使ったとしても無駄に終わるだけだわ。だからそうさせる訳でもなかったけど、裏目が出た訳ね」
「そう言う事であれば、俺とのサシでの勝負をするぞ!兵藤一誠!」
「来い!サイラオーグ・バアル」
俺の拳とサイラオーグの拳はクロスカウンターで互いの顔面に拳が入るが、吐血したのはサイラオーグだった。倍加していないのにも関わらず、吐血させるだけの力は人間の力だけではない事を。リアスはヴァーリと魔力合戦していたが、曹操は『兵士』と戦おうとしていた。俺とサイラオーグは拳圧で吹っ飛ばそうとしたが、俺の方が強い訳で吹っ飛んだのはサイラオーグ。
「どうしたサイラオーグ?お前の拳はこんなものか?」
「ふん、今のはいい一撃だった。俺とお前の拳圧はかすっただけでも相手に致命傷を与えるが、どうやら兵藤一誠にも出来る拳打のようだが俺を止められるか?」
あちら側は闘気を全身に纏っているがこっちは赤龍帝の鎧を纏った状態で戦っているが、拳と蹴りを放とうとしても簡単に防いでしまい逆に蹴り上げて拳と蹴り技の連打を喰らった。上半身裸の状態となっているが、こちらは無傷とも言える状態となる。互いの正拳突きは腹部に当たろうが、こちらの鎧とあちらの闘気では修復速度はこちらの方が上のようだ。
「どうした?お前の闘気はこんなもんなのか、練り上げられた拳に気迫が体に入り込む中で生半可な想いで鍛え抜いたモノではないだろう」
「良い拳と蹴りを放つお前は今まで手を抜いていたと言うのか?だとしたら力を隠していたとするならば、俺も本気となって戦うまでだ。体術で鍛え上げた事での殴り合いは、俺にとっても良い転機と言っていい程だ」
俺らは殴り合いをしているが、曹操を見ると相手『兵士』との睨み合いをしていたがレグルスと言ったか。奴は仮面を取った後、体中から快音を起こして少年だった体が盛り上がっていく。金毛が全身から生えていき、腕や脚が極太になる。口が裂けて鋭い牙を生やして、尻尾が出てきて首の周りにも金毛が揃って行く。現れたのは獅子、それも巨大なライオンだった。
『おおおっと!バアルチームの謎の「兵士」の正体は巨大な獅子だったー!』
あらま、巨大なライオンだと?だがあの宝玉は一体何だと思ったら、次元の狭間本家で見ていたシャルロットからの念話
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