学園祭のライオンハート
最終試合:ダブル『王』対赤白龍神皇帝(1)
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手が完成できたのさ」
「さて、こちらも始めさせてもらうがまずは雑魚から倒すとしようか」
「僕らを舐めないでもらいたいね、いくら一誠君でもこの人数では一太刀ぐらいは入れるはずだ!」
「舐めてはいないが、俺らの力を舐めているな。ヴァーリ!」
「分かっている!」
『Divide!』
前方にいた雑魚らを半減し、俺はクロックアップで拳を突き出すような感じで相手チームへ吶喊した。突っ込んだお陰で、騎士団や幻影と言ったもんが消え去り本体が見えた事で、あっという間に後衛にいるサイラオーグらを捉えた。全員避けたが、サイラオーグの四肢に奇妙な紋様が浮かび上がらせて紋様が無くなると闘気を纏っていた事に驚く味方。
「これは俺の体を縛り、負荷を与える枷となっているが兵藤一誠の一撃を見た瞬間に外そうと思った。全員、全力を持ってダメージを与えてみせろ。俺も行くが、全力を持ってアイツらに応えるのだ!」
サイラオーグ中心に周囲が弾けると共に、風圧が巻き起こり足元は揺れてクレーターとなった。味方側はサイラオーグから離れて様子見をしていたが、流石の本気を見たのか驚きの顔をしていた。クレーター中心で白く発光するサイラオーグの体に纏っているのは、黒歌や白音に似た闘気のようなもんだが少しだけ違うのは仙術ではない事だ。
「これはこれでいいな、奴の本気を見せているが果たしてどうなるのやら」
「俺達は俺達で戦えばいいさ。曹操何て女性相手に女宝を使っているからか、女性悪魔が使う異能な力を封じられている。そして輪宝で『騎士』を葬っているぞ」
『バアル&グレモリーチーム『騎士』四人、リタイアです』
『・・・・奴もとんでもないが、曹操の禁手化もとんでもない禁手化を編み出したようだな。サイラオーグ選手が闘気を纏い始めたが、ここまで可視化する程な濃厚な質量とはな。だがサイラオーグ選手が気を扱う仙術を習得していないが、皇帝は知ってそうだな』
『はいその通りですが、彼は仙術を一切習得していませんよ。あれは体術を鍛え抜いた先に目覚めた闘気で、純粋なパワーだけを求め続けた彼の肉体はその身に魔力とは違う事です。生命の根本と言うべき力を纏わせているので、彼の有り余る活力と生命力が噴出し可視化したと言っていいでしょう。それにしても私も気にはなりましたが、曹操選手の禁手化は圧倒的な力を持ち合わせているようですね』
『曹操が使う禁手化は「極夜なる天輪聖王の輝廻槍(ポーラーナイト・ロンギヌス・チャクラヴァルティン)」で、七つの球体一つ一つに神器としての能力を付加させていると先程説明がありました。一つ目はどうやら女性が使う異能の力を封じ込める球体で、相手の持つ武器破壊してから球体を槍状にして相手を貫く事で「騎
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