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第2部『計画打倒編』
第3話『眼魂騒動!』
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雅達はダークライダーを倒して一段落つく。
「さて、みんなを呼んだのは、仮面ライダーの歴史を語ることでも、僕の力の説明でも無い。君達に渡したい物があったからだ。」
雅の態度が急に変わり、真面目な表情になる。
「まずは一衣さん。」
雅は一衣を指名する。
「私にですか?」
「君には、残月・真の変身用のゲネシスドライバーとメロンエナジーロックシードだ。これで一衣さんは、残月・真に変身することが出来る。戦況を考えて、臨機応変に戦ってくれ。次に清衣さん。」
「私に?」
「ああ。君にはこの、ファイズブラスターを授けよう。今までの戦い方は大体把握しているが、ブラスターフォームに変身しない理由はファイズブラスターを持っていないからだろう?」
「ええ。」
「これを使うといい。これで戦術が一気に広がる。」
「ありがとう。受け取るわ。」
清衣は無表情ながらも喜んでいるようだ。
「次は、華代さん。」
「私に?私には、インフィニティリングもあるわ。」
「ああ。だからこの、フィニッシュストライクウィザードリングを渡そう。効果は解るはずだ。」
「ええ、もちろん解っているわ。ありがとう。」
「次に、遊月。」
「なんで、私だけ呼び捨てなんだよ!」
「まあ良いだろ。とりあえず、遊月に渡すのは、このマッハドライバーに収録されている音声を元に制作した、カットービ、ユックーリ、トオサーンのシグナルバイクだ。」
「こんなもの、出して大丈夫なんですか?」
「大丈夫。ネタバレ投稿サイトでは有名だし、僕のサイトでも、毎年の仮面ライダーのベルトの隠し音声の一覧は公表しているよ。」
「そういう問題じゃ無い気が─」
「それから、こっちは些細なプレゼントだが、このシフトデッドヒートもプレゼントしよう。」
「あ、あ、ありがとうございます!」
遊月は緊張しながら礼を言う。
「最後にるう子さん、君に渡すものは、この平成15ライダーロックシードと、昭和15ライダーロックシード。更に、ドライブロックシードだ。状況的に、るう子には半ダークライダー化が起きて来ている。すぐに昭和15ライダーロックシードを使うといい。」
「ありがとうございます。」
「遅れてすみません!ありがとうございます!」
るう子が礼を言うのに合わせて一衣も礼を言う。
「それから、ここからが本題なんだが─」
"ピ〜ンポーン"
雅が話そうとした瞬間に誰かがチャイムを鳴らす。
「どちら様でしょうか?」
雅が問うと、
「貴様、眼魂を持っているだろう。それをこちらに渡せ。」
謎の青年はそう言う。
「新手の勧誘ですか?」
「惚けるな!」
謎の青年はドアを開け、雅の部屋に勝手に入る。
「あの、どちら様ですか?周りへの迷惑と言うものが─」
「そんなことはどうでもいい!お前の持っている眼魂を全てこち
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