第7章 大魔闘演武編
伏魔殿
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「私が行くが、いいか?」
「はい。」
エルザさんの言葉に俺は頷く。
「僕が行っていいー?」
「いいわよ。」
シャンディーが引くみたいだ。
「僕が引こう。」
「頼みます、先輩!!!」
青い天馬からはヒビキさんが。
「私が引くが、構わんか?」
「ああ。」
蛇姫の鱗からはジュラさんが。
「私が引いてもいい?」
「いいわ、ミリアーナ。」
人魚の踵からはミリアーナさんが。
「俺が行くぜ!」
「ワイルドー!」
四つ首の仔犬からはノバーリって人が。
「俺が引きに行くぜ。」
「・・・・・・ああ・・・。」
剣咬の虎からはオルガって人が。
「・・・・・・。」
「・・・。」
大鷲の尻尾からは・・・あの、オーブラが・・・。
「(倒したかったけど・・・この競技じゃ無理だな・・・。)」
俺は心の中でそう思うのだった。
結果は・・・
「1番か。」
エルザさんが1番を引いた。
「ラッキーだね。1番たくさん自分の順番が回ってくるよ。私達なんか8番だ。」
「ごめ〜ん・・・。」
シャンディーは8番と、1番最後を引いてしまったらしい。
後は、2番が人魚の踵、3番が四つ首の仔犬、
4番が青い天馬、5番が大鷲の尻尾、
6番が剣咬の虎、7番が蛇姫の鱗となった。
「この競技、くじ運で全ての勝敗がつくと思っていたが・・・」
「くじ運で?い・・・いやどうでしょう?
戦う順番よりペース配分と状況判断の方が大切なゲームですよ。」
「・・・あ。」
俺はエルザさんが何体相手にするか、察してしまった・・・。
「いや・・・これはもはやゲームにならんな。いいな、コージ?」
「あぁ・・・はい。」
「!?」
「100体全て私達が相手する。挑戦権は、100だ。」
「「「「「「「「「「!!!??」」」」」」」」」」
エルザさんのとんでもない数の選択に会場にいる全ての人間が驚きを隠せない。
うん、わかっていたさ。
「む、無理ですよ!!2人で全滅できるようには設定されてません!!」
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