第7章 大魔闘演武編
伏魔殿
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。」
「おいおい、あんまりジュラさんを舐めねえほうがいいぜ!!」
マトー君にそう言われジュラさんが少し不機嫌そうな声を出し、
ニスイさんはそう言う。
「皆さんには順番に戦うモンスターの数を選択してもらいます。
これを挑戦権といいます。」
「挑戦権?」
「はいカボ。その後にぞれぞれ別々の入り口に入り、
Aの部屋とBの部屋にわけて入ります。
例えば、5体を選択すると先にAの部屋に入った人の方から
5体のモンスターが出現します。
Aの部屋に入った人がモンスターを5体中、2体倒したとしたら、
Bの方にその倒した数が出てきます。
選択したモンスターをお互いに全て撃破に成功した場合、
そのチームのポイントに撃破したモンスターの数の点が入り、
次の選手は残りの95体から挑戦権を選ぶことになります。
これを繰り返し、モンスターの数が0、
又は皆さんの魔力がなくなった時点で競技終了です。」
「実質100体っていうのは、そう言う事だったのか・・・。」
マトー君の説明に俺は納得した。
「数取りゲームみたいだね。」
「そうです。一巡した時の状況判断も大切になってきます。
しかし先ほど申し上げた通りモンスターにはランクがあります。
これは挑戦権で1体を選んでも5体を
選んでもランダムで出現する仕様になってます。」
「つまりSクラスのモンスターとぶつからない戦略が必要ということだね。」
「ランダムっていうなら、そんな戦略立てようもねえがな。」
「・・・・・・同意・・・。」
「いや、確率論と僕の古文書があればある程度の戦略が立つ。」
「さすがヒビキ先輩!!!」
「モンスターのランクに関係なく
撃破したモンスターの数でポイントが入ります。
一度神殿に入ると挑戦を終えるまで成功させるまで退出はできません。」
「神殿内でダウンしたらどうなるんだい?」
「どっちか1人倒れた場合もどうなるの?」
カナさんとシャンディーが質問をする。
「今までの自チームの番に獲得した得点はそのままに、
その順番での撃破数は0としてリタイアになります。
つまり2人が同じ数を倒さなければ、点数は入りません!」
「欲張りすぎても良くないって事ね。」
マトー君の言葉にパープルさんがそう言う。
1巡に1体じゃ遅れてしまうし、
次の順番の魔力の回復も計算しないと難しい・・・。
「(もっとも・・・Sクラスは1体とはいえ、特殊なルールになっております。)
それでは順番を決めます。誰か1人、クジを引いてください。
ちなみに、引いた人が挑戦権となります。」
マトー君の手に8本の棒の入った箱が現れた。
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