暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico46魔法少女リリカル☆アリシア〜Team Testarossa〜
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てたカムエルはもう解除されてて、2人はすでにこっちに向かってる最中とのこと。わたしがルシルに見つかるまでに、2人がルシルと交戦してくれればまた狙撃できんだけどな。

『あたし達がルシルを押さえるまで見つかるんじゃないよ』

『そうならないためのサーチ封じだし、たぶん見つからないと思う』

サーチ出来ないからわたしをそう簡単に見つけることは出来ない。それに広域攻撃も封じてるからわたしを建物から炙り出すことも出来ない。ルシルは虱潰しに数ある建物の中からわたしを見つけないといけない。捜してる時間が掛かるほどにフェイト達に追い付かれて、また戦うことになる。そしたらまたわたしは狙撃に集中できる。

『ルシルとエンゲージ!』

『アリシア、狙撃ポイントに着きな!』

2人からの念話の直後、爆発音が轟いた。わたしが今居るビルのすぐ外からで、窓からフェイトの雷撃が見えた。だから『2階の東に誘い込んで!』2人にお願いする。もう1度“ブレイブスナイパー”にデバイスを変えて、「ここで狙い撃つ・・・!」床にうつ伏せになって、オプションである二脚を立てた“ブレイブスナイパー”を構える。

『判った!』『あいよ!』

ビルの周りを回りながら戦い始めたのが音で判った。あとはわたしが構えてる窓にルシルを連れて来て、少しでもその場に留めてもらえればいい。戦闘音が近付いてくるのが耳、それに肌で感じる。

(来た!)

銃口の先、拾った“エヴェストルム”を使ってフェイトとアルフを迎撃するルシルがやって来た。でもすぐに姿が窓枠の外に出ちゃったからトリガーから指を離す。心臓の音がうるさくなってきた。このドキドキがルシルに聞こえないか不安になる。

――プラズマランサー――

――フォトンバレット――

フェイトの雷槍とアルフの雷弾が十数発と空から降って来て、続けてルシルが降下して来た。しかも最高にラッキーなことにルシルはその場に留まった。窓枠の上部分からお腹から下の下半身しか出てないけど「それで十分・・・!」そう判断して、トリガーを引いた。

――シューティングスター――

距離は10mと離れてない。そんな中で弾速重視の1発。空戦形態じゃない今、そしてこの距離でなら絶対に当たる。ルシルの足に向かって進む魔力弾はそのままルシルに当た・・・らなかった。ルシルと魔力弾の間に急にアルフの背中が割り込んで来て「あいたーっ!?」着弾した。

「惜しかったな、アリシア!」

「のわっ!?」

アルフがわたしの方へ向かってルシルに蹴り飛ばされて来た。うつ伏せ状態だったこともあって「にょわぁぁぁぁ!?」わたしとアルフは激突して、2人揃って後ろの壁に叩きつけられちゃった。

「けほっけほっ・・・!」

「アリシア逃げて!」

咽てるとフ
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