暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico46魔法少女リリカル☆アリシア〜Team Testarossa〜
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とアルフがわたしの前に躍り出てくれた。その様子にルシルは「まずはフェイトとアルフを墜とせというわけか。いいだろう」そう言って背を向けて、トレーニングルームの端の方に移動した。

『それじゃあ、シミュレーターを起動するね』

ユーノの合図と一緒にトレーニングルームが様変わりする。だだっ広かった空間にいろんな建造物群が投影された。管理局の技術ってかなりすごいよね。本物じゃないのに触れることだって出来るんだもん。

「じゃあ、アリシアは作戦通りに姿を隠してね」

「あたしらの唯一の勝利要素はアリシアの一撃だ。全てそれに懸かってる。しっかりやるんだよ」

「うんっ、任せといて!」

円陣を組んで3人の右手を中央で重ね合わせて「勝つぞ、おお!」気合を入れた。乱立する建物の陰で見えないルシルの方へと視線を向ける。こんな好条件の中でルシルとの模擬戦なんてきっと今回限り。卑怯だって言われても良い。それでもルシルに勝っておきたい。あのルシルに勝ったんだ、って自信が欲しいから。

「バルディッシュ!」

「フォーチュンドロップ!」

フェイトは三角形型の待機モードな“バルディッシュ”を掲げて、わたしは髪を結ってる片方のリボンの結び目に飾ってある、宝石で出来たフリージア(花言葉が気に入ったから)型の待機モードな“フォーチュンドロップ”に呼び掛ける。

「「セーットアップ!」」

まずはノーマルなライトニングフォームなフェイト。“バルディッシュ”も大鎌のハーケンだし。そしてわたしはまだ換装とか必要無い・・・っていうか持て余すから、ラッキースターフォーム一択で、ノースリーブのアウター、ネクタイ、ミニのプリーツスカート、同じプリーツと燕尾の二重のオーバースカート、両手首にカフス、って感じ。
そして手には、わたしの初めてのパートナーの“フォーチュンドロップ”。キャンディポットの形をしたインテリジェントデバイスだ。

――アリシア君の要望を叶えるために昼夜を問わずに娘たちと共に考え抜いて辿り着いた境地! それが収容型デバイス! 本体にはAIを搭載させてインテリジェントデバイス化し、君の魔導師としての技術を最大限に支援させる。そして、複数のストレージデバイスを収容し、現場の状況によって適切なデバイスを起動させればいい――

複数のストレージデバイスを収容するインテリジェントデバイス。それがわたしの“フォーチュンドロップ”だ。今はまだ3つのストレージデバイスしか積んでない。魔導師としてのレベルを上げれば、その都度新しいデバイスを積んでくれるって話。まぁたくさんあっても今のわたしじゃ扱えきれないからそれで良いんだけど。

「フォーチュンドロップ。ブレイブスナイパーで行くよ!」

≪ブレイブスナイパー、オッケーで〜す♪≫

“フォー
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