暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico46魔法少女リリカル☆アリシア〜Team Testarossa〜
[3/11]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
とになったんだよ♪」

魔法の先生にしてお兄ちゃんなクロノ、将来きっとお姉ちゃんになるエイミィが観てる前でカッコ悪い真似は出来ない。でもだからこそやる気が出てくる。

「結構ガチでやるつもりだったから頼んでおいたの。トレーニングルームも結界が張られるようになってるけど、ルシル本人もそうだけど使う魔法も鬼畜でしょ?」

「鬼畜とか言うな」

ルシルのツッコみはスルーして「ルシルにはハンデを背負ってもらうつもりだけど、念のためにさ」そう言って、わたしはルシルに振り向く。

「ハンデ? 俺の意思はともかくとして、フェイトやアルフはそれでもいいのか?」

「今回はとにかくアリシアの思うままに、っていうのが私とアルフの指標だから」

「ルシルはとにかく強すぎるの! だからハンデを負ってもらうの!」

「君たちがそれでいいのなら・・・」

腕を組んで唸ったルシルもなんとか了承してくれた。言質は取った、そう思っていたら「アイリはルシルと融合してもいいの?」わたしの前にずずいっと出て来たアイリにそう訊かれた。もちろん「ノー!」両腕でバッテンを作って却下。ルシルひとりでも厄介なのに、そこに融合騎のアイリが参戦なんてことになったらわたし達がギャフンって言っちゃうよ。

「ちぇー」

「アイリは俺の応援をお願いするよ」

「うんっ!」

そんなこんなでわたしとフェイトとアルフ、そしてルシルはトレーニングルームのステージへ。ユーノとシャマル先生、そしてすずかは制御室に待機で、クロノ達は観客席。

『空間シミュレーターを起動。ステージは廃棄都市区画。結界レベルは最大。プラス僕とシャマル先生が二重で張るから、よほどの馬鹿魔力を使わない限りは問題ないと思う。ルシル、君に言っているんだからね』

「名指しかよ。そんなヘマはしない」

『アリシアちゃんからルシル君へのハンデ内容は以下の通り。
1.魔力ランクはフェイトちゃんに合わせてAAA+ランク。2.魔力探査を行って居場所を探らない。3.広域攻撃は使わない。4.複製魔法は使わない。5.変換資質は使わない。6.空戦形態は使わない。7.勝敗は各2万点からの減点方式で、0ポイントになったら負け。だけど、アリシアちゃんの一撃をルシル君が1発でも受けて場合は即敗北ね』

シャマル先生からわたしが提示したかったハンデが伝えられる。チラッとルシルを見れば、無言の思案顔を浮かべてた。そして「なぁ、アリシア」口を開いた。さすがにハンデを付け過ぎたかな?って思ったけど・・・

「真っ先に君を撃墜しても良いんだな? このルールだと」

そうでもなかった。呆れるどころかやる気を見せた。ギラリとした眼光を向けて来たルシルにたじろぎそうになるけど「出来るもんならね!」そう言い返すと、フェイト
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ