暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico46魔法少女リリカル☆アリシア〜Team Testarossa〜
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ルシルの疑問にすずかとフェイトとアルフを除くみんなが小さく頷いた。わたしは「ふっふっふ」不敵に笑って見せた上で「実は! わたしのデバイスは12月の初めには完成していたのです!」そう言い放った。

「え、そうなの?」

「ていうか、すずかは驚いていないみたいだけど、まさか知ってたの?」

「一応私も開発チームの1人だったから」

「すずかやフェイト達には黙っていてもらったんだよ。見よ! これがわたしのパートナーの・・・えっと、あれ?・・・あっ、わたしのコートの中だ!」

水戸○門の印籠みたいに、控えおろう。この“フォーチュンドロップ”(←がわたしのデバイスの名前♪)が目に入らぬか、みたいな。だけど今は五人囃子の衣装を着てることもあって見せつけることが出来なかった。わたしは咳払いを1回して「今日この日、ルシルに挑戦状を叩き付けるこの瞬間の為にね!」さっきの事をなかったことにした。

「俺・・・そこまで目の敵にされていたのか・・・? 何気にショックなんだが・・・」

リンドヴルムとの戦いを終えた後、わたしはドクター達やマリーさん、すずかに頭を下げてお願いした。わたしのデバイスの開発を。わたしはすぐにでも “力”が欲しかったから。ただのサポートでも良いからみんなと一緒に戦いたかった。魔力も少ないし、戦闘技術も特訓はしてるけど一線級じゃないから弱い。それでもフェイトを支えてあげたかった。

「テスタロッサの誇りに懸けて! ルシル、あなたにギャフンと言わせてみせるから、覚悟してね!」

「ギャフン」

「「「ルシル君・・・」」」「「「ルシル・・・」」」

「こらぁぁぁぁぁぁーーーーー!!」

真顔でそう言ったルシルにわたしは詰め寄って「そういうお約束はいらないの!」プンスカ怒って見せた。ルシルは「すまん、すまん」苦笑しながら謝った後、「で、いつ戦る?」また真顔になった。ゾワッと悪寒が走った。でも「場所はお母さんが用意してくれてる」わたしは胸を張ってルシルと対峙した。

――んで、数週間後の終業式・・・・

第4学年最後の日、終業式を終えた後はクラスメイトと少しお喋りをして、それから家に帰ってすぐに本局へ直行。お母さんが貸し切ってくれた第8トレーニングルームにチーム海鳴全員で向かう。

「あれ? ユーノ君、それにクロノ君とエイミィさんだ」

トレーニングルーム前に居たクロノとエイミィとユーノに気付いたなのはが「どうしたの?」駆け寄って、わたし達も続く。

「僕は結界・・・、シャマル先生と一緒に張るようにアリシアにお願いされたんだ」

「僕は妹の成長を見学しに来た。母さんも見学したいと駄々を捏ねていたけど・・・」

「仕事で来られなくなっちゃって。だからこのエイミィ・リミエッタがバッチリ記録するこ
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