暁 〜小説投稿サイト〜
遊戯王GX−音速の機械戦士−
一緒に、帰ろう−
[6/20]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
カードだ。
高田にしたら、こちらを装備したかっただろうが、攻撃力が高いドドドウォリアーを優先したようだ。

「俺のターン、ドロー!
……速攻魔法、《手札断殺》を発動! お互いに二枚ドローし、二枚捨てる!」

 高田の墓地が肥えるのはいただけないが、こればかりは仕方がない。

それに、俺にはこのカードがある!

「墓地に送った《リミッター・ブレイク》の効果を発動! デッキ・手札・墓地から、《スピード・ウォリアー》を特殊召喚する! デッキから現れろ、《スピード・ウォリアー》!」

『トアアアッ!』

スピード・ウォリアー
ATK900
DEF400

「ハッ! まだそんなザコ使ってんのかよお前?」

「そのザコにやられたのはお前だろうが……俺はチューナーモンスター、《ロード・シンクロン》を召喚!」

ロード・シンクロン
ATK1600
DEF800

 高田の挑発を、さらりと挑発で返し、俺はチューナーモンスターを召喚した。

 金色の、ロードローラーを模したデザインであるシンクロンだ。

「ダークシンクロなんかじゃない、本物のシンクロ召喚を見せてやるよ、高田! レベル2のスピード・ウォリアーと、同じくレベル2のマッシブ・ウォリアーに、レベル4のロード・シンクロンをチューニング!」

 ロード・シンクロンが自らのエンジンを鳴らし、光の輪となる。

「集いし希望が新たな地平へ誘う。光差す道となれ! シンクロ召喚! 駆け抜けろ! 《ロード・ウォリアー》!」

ロード・ウォリアー
ATK3000
DEF1500

 ロード・シンクロンが作った光の輪を、スピード・ウォリアーとマッシブ・ウォリアーが通り抜けた時、現れたのは、機械戦士たちの皇、ロード・ウォリアー!

「バトル! ロード・ウォリアーで、地底のアラクネーに攻撃! ライトニング・クロウ!」

 ロード・ウォリアーの腕が、全力で地底のアラクネーをなぎ払う勢いで迫る。

「地底のアラクネーの効果を忘れたかァ!? ドドドウォリアーを盾にすることで、破壊を無効にする!」

 高田の高笑いと共に、地底のアラクネーが捕らえていたドドドウォリアーを盾にし、ロード・ウォリアーの攻撃を防いだ。

高田LP3100→2600

「せっかく出て来たが、次のターンで地底のアラクネーに吸収させてもらうぜェ?」

「残念だが、そいつに次のターンなんぞ無い! ロード・ウォリアーの効果を発動! 一ターンに一度、レベル2以下の戦士族・機械族モンスターをデッキから特殊召喚出来る!」

 この効果は、【機械戦士】にはとてもありがたい。
デッキのカードが、ほぼ戦士族・機械族モンスターで構成されていて、優秀な効果を持つ低レベルモンスターをノーコ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ