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第2部『計画打倒編』
第1話『黒き鎧武!鎧武・闇』
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タマが行方不明になってから早くも1ヶ月が経とうとしていた。それまでの間、ウリスは雲隠れをし、ダークライダー達も姿を消していた。
「タマ、どこに行っちゃったの?」
るう子は作戦ルームでただその事だけを考えていた。
「私達も頑張って探しているけど、手掛かり一つ見つからないわ。」
ユキがゆっくりとるう子に伝える。すると、
「そう言えば、ずっと聞いてなかったけど、ユキ達の戸籍ってどうなっているの?」
るう子がユキに当たり前な事を質問する。
「そのことなんだけど──」
ユキが話そうとした瞬間、
「みんな、新宿付近にダークライダーの反応が20現れたわ。」
伊緒奈がるう子に状況を伝える。
「なんで今更!しかもこんなタイミングで!」
「とにかく、ダークライダーを倒さないと、みんなに迷惑がかかるし、もしかしたら、タマの手掛かりになるかも知れない。みんな、行こう!」
るう子達はダークライダーの反応が現れた土地に向かう。
現場に着くと、黒影とグリドンが20体の黒影と戦っていた。
「黒影トルーパーね。あんな雑兵をウリスは何故呼んだのかしら?」
ユキは疑問に思う。すると、
「そこのセレクターさん、ちより達を手伝って!こっちは結構ピンチなんですけど!」
黒影が救援要請をする。
「ここはるうに任せて。」
るう子は戦極ドライバーにゲネシスコアをセットし、装着。黒いオレンジロックシードとレモンエナジーロックシードをセットする。
「変身。」
〈ソイヤッ!ミックス!ジンバーレモン!〉
るう子は、黒いロックシードの力で、鎧武・闇ブラックジンバーアームズに変身。無双セイバーを片手に構え、黒影トルーパーに向かう。
「こりゃあ、マズいっすわ。ちより、一回逃げる方が身の為っすよ。」
「んなこと、解っているけど、逃げられると思う?この状況で!」
「まあ、無理っすね。」
黒影とグリドンがじわじわ戦っていると、鎧武・闇が向かってくる。
「セェイ!」
無双セイバーの一撃だけで黒影トルーパーの一体を撃破する。
「ちよりさん、エルドラさん、逃げて!」
鎧武・闇は黒影達に言う。しかし、
「でも、ここで逃げたらヒロイン失格だから、ちより逃げない!」
黒影は戦おうとする。
「そうじゃなくて、このままじゃ、ちよりさん達も攻撃しちゃうから、その前に私から逃げてって言ったの!」
鎧武・闇は黒影に強く言う。
「ちより、ここはるう子さんに任せて、逃げよう。ちよりは、ここでるう子さんに倒されて、満足っすか?」
「それは─」
「それなら、今は戦線離脱した方がいいっすよ。」
「まあ、エルドラがそう言うなら、しゃーない。るう子さん、任せましたよ!」
黒影とグリドンは変身解除し、ユキ達の所に向かう。
一方、鎧武・闇は無双セイバーでどんどん黒影トルーパーを撃破して
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