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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico45-B嬉し悲しも想い次第
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委員長。ルシル君の相手がまだ決まってなくて」
「そ、そうですわね!」
和やかになる教室やけど、ルシル君とアイリの関係を知ってるわたしらはそうそう和まへんよ。アイリのチョコを美味しそうに食べてるルシル君の肩に、わたしとシャルちゃんとで手を置いて・・・
「話の続き・・・」
「しようか、ルシル」
「ま、待て、待ってくれ。入ってない、入ってないから。アイリとは一緒に寝ているだけだから!」
ホンマはルシル君とアイリが同じベッドで一緒に寝るんも嫌やなんやけどなぁ。
「ま、それはお昼ご飯の時に追求しようか。ね? はやて」
「うん、シャルちゃんっ」
「勘弁してくれ・・・」
†††Sideはやて⇒アリサ†††
学校の後は管理局の仕事ね。それぞれ自分の家に帰って、自宅のトランスポーターを使って本局へ向かうことになってる。あたしも学校の制服から局の制服に着替えて、庭に作った小屋――トランスポーターを使って本局は第零技術部――通称、スカラボに転移した。
「アリサが最後だね」
「ちょっとぶり、アリサちゃん」
スカラボの応接室には、なのはとすずかとフェイトとアリシア、シャルとルシルがすでに居た。はやてとリインとアイリはちょっと遅れるって話だからまだ来てないわね。チーム海鳴の他には、ここスカラボの主であるジェイル・スカリエッティ技術部長、階級は少将、通称はドクター、あとロリコン。その技術力は次元世界最高だって話で、実はすごい人。でもマッドなサイエンティストって印象が強い。
他にはドクターの秘書を務める、シスターズの長女のウーノ二尉。優しいけど起こった時はかなり恐い、次女のドゥーエ二尉。伊達眼鏡をかけて結構軽い口調の四女のクアットロ三尉。そして・・・
「やっほ〜♪ あたしとは初めましてだよね。スカリエッティ家の六女、セイン・スカリエッティだよ♪」
見知らぬ人が居た。とにかく「初めまして、アリサ・バニングスです。えっと、セインさん・・・?」お辞儀して自己紹介。
「そんなに堅くなんないで良いよ♪ セインさんはそうゆ〜堅っ苦し〜ことが嫌いだからさ♪ ウーノ姉たちのことも呼び捨てなんでしょ? だったらあたしも呼び捨てでオーケー♪」
人懐っこい笑顔を浮かべるセイン。上の姉たちとは違って取っ付きやすいかも。
「アリサ様もお時間があればどうぞお茶を」
「あ、ありがとう、ウーノ」
ウーノがあたしの分のお茶も用意してくれたから、ロングソファに腰掛ける。そして「ルシル。コレ、バレンタインチョコ」向かいに座ってるルシルにあたしお手製のチョコを渡す・・・んだけど「何かあったの?」ルシルの元気のない顔に、あたしは小首を傾げた。
「いや、ありがとう、アリサ。嬉しいよ・・・」
「だ
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