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中秋の名月をみて思い出す
中秋の名月 秋の夜
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[9] 最初 [1]後書き
てそれが後輩のためになるなら共に悩み迷うことにはきっと意味があると思った。ただポツリと自分は生きて帰ってこれないのかな、という一抹の不安があった。中秋の名月は空の頂点から静かに傾き時の流れを告げていた。
自分にとっての思いがけない冒険。たった3日足らずの落ち着きのない旅程。少し成長したささやかな旅行。その回想の物語。
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