『Promise』
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他の皆には内緒の約束をしてたんだ。
其れはもう嬉しくて嬉しくて、幸せな事だった。
2人だけで遠出なんて無かったから。
舞い上がってた。
貴女と話したいことは沢山在り過ぎて、何から話そうかな。
そんな事ばっかり考えてると、どんな理不尽な拷問にも耐えれたんだ。
不思議とイタミを許せたりする程に。
すごいでしょ?
此って愛の力?
僕は貴女に救われ、貴女に憧れ、貴女を愛してるから...。
だから、何があっても守りたいんだ。
約束した場所、一緒には行けなかったけど...
いつか行こうと思った。
貴女の魂を感じたら、一緒に...。
消えないで。
逝かないで。
僕を遺してくの?
連れてくのは邪魔?
貴女の美しい笑顔、すぐ瞼の裏に焼き付いてるよ。
いつでも思い出せる。
ほら、今でも目を瞑る度に貴女の笑顔...
変わらない思い出。
変わらない貴女。
僕と、守れなかった約束を遺して、貴女は今何処で何を、誰のことを想ってますか...?
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