暁 〜小説投稿サイト〜
ユキアンのネタ倉庫
遊戯王ARC-V OCG次元から振り子の兄へ
[5/8]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
デッキも、お前が知っているだろうホープデッキを貸してやるし回し方も教えてやる。そしてもし、オレが融合次元に残されるか、他の次元に飛ばされ、お前だけがこの次元に戻れたのなら、オレの家族のことを頼む」

「それは、どういうことですか?」

「オレは命をかけて融合次元に向かうと言っているんだ。お前も生半可な覚悟で行こうと考えるな」

デッキホルダーごとホープデッキを取り出して赤馬零児に持たせる。手帳に回し方や勝利への方程式を書き込んで、一番最後に連絡先も記してから渡す。

「覚悟が出来たら連絡しろ。オレも身辺整理を済ませてデッキを調整しておく」

まだ誰も戻っていない自宅に戻り、自室で遺書を認める。お袋と弟の遊矢、それから迷惑をかけている柊家宛。それとこの時代のこの世界にあるはずのない魔術師EMオッドアイズデッキと多数のエクストラデッキ用のカードを遊矢宛に残しておく。負けられないデュエルを行う時に開けとメモを残して。








「こいつで最後だ!!魔法カード太陽の書を発動!!セットしてあるメタモルポッドを攻撃表示に変更。手札をすべて墓地に送り5枚ドローする。そしてドローできないデュエリストはデュエルに敗北する!!」

「ばかなぁ!!」

オベリスクフォース×30 LOSE

カード化したオベリスクフォースのカードを破り捨てて完全に殺しておく。量産されたコピーカードのアンティークデッキも破り捨てる。この世界はカードをなんだと思ってやがる。個性なきデッキで、個性なき?すべてが同じなら、すべてが無と同じ。まさかダークネスの影響か?融合次元はGXの世界に近い次元だ。影響を受けやすいのか?ちっ、外れていてくれよ。

「おらぁ!!次は何奴が相手だ!!まとめて相手してやるぞ!!」

「君かい、暴れまわっている別次元のデュエリストは?」

「あん?次の獲物はガキか。まあいい、死にたいなら構えろ。生きたいならデュエルディスクを破壊しろ」

デッキを入れ替えて構える。こいつはさっきまでの雑魚どもとは違うな。だが、オレには勝てない。ガキが構えたので開始を宣言する。

「「デュエル!!」」

「先攻後攻好きな方を選べ」

「なら後攻をもらうよ」

「そうか、じゃあ死んだな。黒竜の雛を召喚してリリース、手札から真紅眼の黒竜を特殊召喚。黒炎弾を2枚発動。手札誘発は?」

「はっ?」

「ないなら、死ね!!」

??? LP4000→0

「遊矢に似た顔をしやがって。紛らわしいんだよ」

カード化した遊矢に似たガキのカードを燃やして処分する。さてと、粗方片付いたようだが赤馬君は父親に会えたのだろうか?そんなことを考えていたらデュエルディスクに通信が入る。

『遊樹さん、デュエルディス
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ