35話
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の近くまで移動する。
光速機動を解除し、近くに寄るとクラスのみんなが唖然としていた。
「・・・なんか俺、大変な事した?」
と悩む俺を見て山田先生が口を開く。
「・・・枢木くん、何処か異常は無いですか?」
「え?いや何処も大丈夫ですよ」
とついでに雷神のステータスを見る画像を出すと、
「何処も大丈夫・・・って結構エネルギー減ってるな。でもそれだけなら良いか」
と画像を閉じ、一夏らを待つ。
少し経ってから一夏がアリーナに帰ってきたので先生が話を促す。
「はい。お疲れ様でした!三人ともすごく優秀でしたよ〜」
と俺たち三人を褒める先生だがみんな微妙な雰囲気なので焦る先生。
そんな感じで話が止まっていると、近くにいた織斑先生が手を叩き注目させる。
「いいか。取り敢えずこの後枢木は私のところに来い。そして今年は異例の一年生参加だが、やる以上は各自結果を残すように。それては訓練機組の選出をするのでそれぞれ割り振られた機体に乗り込め。ぼやぼやするな。開始!」
と声を上げるとクラスの生徒たちはみんな散らばるので俺も先生の元へいく。
「織斑先生」
「枢木か。少しお前の機体を見せてくれ」
「・・?はい」
となぜ俺の機体を見たいのか考えたが取り敢えず展開する。
そしてすぐにさっきの実習の事かと考えが行き着いた。
「機体の情報を見せてくれ」
「はい。・・・やっぱり光速機動の事ですかね?」
情報を見ながらうーむと唸る先生。
「ああ。お前も気付いているみたいだがあの速さはおかしい。いくらISでもあそこまでは速くならないのだが、お前の機体はそれを実演した。・・・本当にこれを作ったとこは分からないのか?」
「・・・すいません。本当に分からないんですよ。俺も知りたいんですがね・・・」
と[擬・光速機動]の欄をみて説明がないか見ると案の定あったので開く。
「えーっと、このモードは見た目は光速ですが、実際は落雷が落ちる速度の速さになる。このモード時は武器は使えないので素手になります。・・・いやいやいや。おかしいだろこれ」
と説明文を簡単に読むが、言っている事がおかしい。いくらISがすごいと言っても落雷の速さのISなんて聞いた事がないし、存在もしないだろう。となりで聞いていた先生も驚いていた。
「・・・あはは」
「〜っ!取り敢えずお前はその速さに慣れるために少し訓練していろ」
とため息をついた先生は俺にそう言ってクラスメイトの元へ行った。
取り敢えず展開してモードを展開する。
「・・・まず100メートルからするか」
とつぶやき、距離を指定する。
すると予測
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