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IS〜もしもの世界
35話
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でもこれで通常戦闘では誰にも負けない程の力を得たので今日から錬金術を合わせた格闘を考える。
と、そこに

「泰人くん?居るの?」

と楯無さんがドアをノックして俺を呼ぶので
返事をした。

「今日は新しいトレーニング考えたんですがします?」

「新しいトレーニング?だいたいあなたの考えるメニューって少し鬼畜な物多いわよね?」

「そうですか?でも効果は結構保証できますよ?」

「なら織斑くんも呼ぼうかしら?」

「いやーあいつは来られないと思いますよ。てか女子が来させないかと」

「あー・・・じゃあ二人でしましょうか」

「・・・ですね」


そうして同時にため息をつきお互い顔を見合わせて、仕方ないなと笑いあうのだった。










ー次の日ー





「はい、それではみなさーん。今日は高速機動についての授業をしますよー」

一組の副担任である山田先生のこれが第六アリーナに響き渡る。

そして第六アリーナは中央タワーとつながっていて、そこら辺を高速で移動するのが今回の実習。
そしていつものように専用機持ちが実演することになっているのだが・・・

「枢木さん。準備出来ましたか?」

「・・・すいません。何処を探しても高速機動が見当たりません・・・」

「・・・え?」

「いや本当に無いんですよ。その代わりと言えば・・・」

と一夏達の欄を見てみると・・・

「擬・光速機動・・・は?」

「と、とりあえずしてみて下さい」

「は、はい」

とそこを視線指定でやると同時に、写輪眼が解放され目の前が予測線でいっぱいになった。

「うおっ??・・と、取り敢えず完了しました」

「では並んで下さい」

「「「了解」」」


とセシリア、一夏、俺の順で並ぶ。


「では、・・・3・2・1・ゴー!」

と少し浮上し思いっきり壁を踏むような感じでタワーを目指す、つもりだったのだが・・・

「っ!っとと。いやー速いな、なあ一・・・夏?」

とタワー頂上につき、横を向くのだが、一夏がいない。しかもセシリアもいないので下を向くと・・・

「あれ?なんで差がこんなに開いてるんだ?」

とオープンチャネルで言うと、2人から返信が来る。

「いや速すぎだ!(ですわ!)」

と同時に来ながら返してくる。いくら差があると言ってもISにも限度位あるはずなので首をかしげる。
と二人が追いついたので俺は一夏に、

「先行くから後で映像くれないか?」

「あ、ああいいぜ」

と、頼んだ。

「よっ・・・!」

とまた踏見込む形で加速すると数秒もせず地面に迫るので、すぐ方向転換し山田先生達
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