学園祭のライオンハート
第二試合:拳と戟と技習得によるハイマットフルバースト
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か?』
するとヘラクレスの呟きに実況が反応して、紹介を続けた。
『そう!サイラオーグ・バアル選手の眷属リーバン・クロセル選手は、断絶したクロセル家の末裔です!それにしても黒神チームにはヘラクレス選手に呂布選手と黒歌選手ですか、まるで三国志とギリシア神話と妖怪とのコラボのようですね!アザゼル総督はこの三人をどう見ていますか?』
『ヘラクレス選手に関しては、京都以来なので分かりませんが呂布選手と黒歌選手の力に関しては見せてもらった事がありました。それに三人共量産されたエクスカリバーを持っていますから要注意でしょうね』
断絶した御家の末裔が何らかの形で現存するのは、俺らの仲間であるヴァーリや『ナイトメア』にいるカテレア達もそうだが旧魔王派の子孫だからな。現政府は様々な理由で断絶してしまった御家の末裔がいないかどうかを捜索しているようだ。人間界に行き場を求めた家もあれば、人間界に住む上級悪魔にはその断絶した家の末裔を保護する役目もある。
「まさかの末裔がいるとはな。複雑な事情を持つ者が圧倒的に多いが、バアルには断絶した御家がいるようだな」
「それに黒歌と白音は最初からポケモン技をして来ると思います。猫又姉妹はいいとして、恋は移動砲台と魔法騎士との相手でも大丈夫でしょうね」
「そうだなルフェイ。それに勝つのは俺達だし、恋の力を知っている俺達だからこそ二対一だと戦い甲斐がある」
『第二試合、開始して下さい』
審判が告げた時、ヘラクレスが言った通り対戦相手の前に行った。ヘラクレスは怪力巨人で黒歌は白音と相手をし、恋はロスヴァイセとクロセルと対戦するからだ。相手が相手だからかバラムの顔面に向けて殴った瞬間爆発した事で、バラムの体は揺らぐが倒れる事はなかった。黒歌と白音は互いの力により、全身に闘気を纏わせて尻尾が二つに分かれた。
『白音、ここは本気でやるからには手加減しないわよ!』
『・・・・それはこちらもです・・・・姉様同様本気で行かせてもらいます』
仙術により全身に闘気を纏わせた二人は、パワーを爆発させていた事によりオーラ的なのが発すると同時にフィールド全体にぶつかった。身体能力も上昇するが、それは姉黒歌も同様にだが暴走はしないし一時的でもないからだ。黒歌と小猫が素早く飛び出して、互いの拳が当たった事で豪快音が鳴ると共に離れてからのシャドーボールを繰り出す。
『こちらもそろそろ始めますか、リーバンさん』
『どうやらそのようだが、俺達の相手があの呂布とはね。驚きで一杯だが、魔法を使える者同士での即席連携をしようじゃないか』
『・・・・恋、行く』
魔法剣士と共にロスヴァイセが、炎・雷・氷・風などの属性魔法と追加としてクロセルが発動させた同じ魔法にて強化された属性魔法攻撃をいとも簡単
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