第1章:平穏にさよなら
第18話「協力」
[2/8]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
動するようだ。
...あれ?神咲さんと久遠はどうするのだろうか?
「...私、完全に話に置いてかれた...。」
「くぅ....。」
「.......よし。」
「かやのひめさん?どうしたんだ?」
手を握ったりして何かを確かめているかやのひめさんに尋ねる。
「ちょっと、調子を確認してただけよ。少なくとも戦えるぐらいには回復してるわ。」
「そっか。今は戦う必要がないから、その分も回復に回しているのか。」
通りで僕の霊力の減りが早い訳だ。
「...そう言えば、その霊力とやらは何なんだ?魔力とは違うようだが...。」
別の部屋へ移動中、クロノさんがそう聞いてくる。
「...この世界にも、独自の“魔力”と霊力があります。そちら側の魔力と違ってリンカーコアのような器官はないですけど、やはり一部の者しか持っていない...だよね?」
「...ええ、そうよ。魔力は舶来の...日本以外の国からやってきた式姫が使っていたわ。...薔薇姫とかね。霊力は、陰陽師や日本の式姫が使える力よ。...多分、そっちの魔力と変わらないわ。」
「そうなのか....。」
“地球にもそんな技術が...”とか言って考え込むクロノさん。
...あれ?なんか結構影響及ぼす事言ったか?これ....。
「...ところで、私達はどうすれば...。」
「...そう言えば、聞いてませんでしたね...。」
神咲さんがおもむろに聞いてくる。
「私は戦闘ができませんし、久遠もあまり戦闘には向かない性格ですし...。」
「神咲さんは、完全に巻き込まれただけですもんね...。」
攻撃力自体は申し分ない久遠も、性格や燃費から戦闘には向かなさそうだし。
「...先に言ってくればよかったのですけど...。」
「す、すいません...。...でも、戦闘に参加できなくても、ここで引き下がってのうのうと家で過ごすのなんて嫌なので...。」
合理的ではない言い分だけど、気持ちは分かる。
「...でしたら、このアースラで待機しているだけでもいいですよ?」
「え...あ、でも、何もしないのも...。何か手伝えることがあれば、手伝います。」
「はい。」
そうこうしている内に、協力者がいる部屋に辿り着いた。...中にいる人達が誰なのか、大体予想がつくけど...。
「じゃあ、次元犯罪者グループ“カタストロフ”について話すわね。」
「あの...その人たちは...?」
織崎が僕らの事についてリンディさんに聞く。
「...フェイトさんは知っていると思いますが、今日、そのカタス
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ