暁 〜小説投稿サイト〜
『AND』
『Beautiful』

[8]前話 [2]次話


綺麗な声は好き。
綺麗な言葉は好き。
綺麗な心は好き。
綺麗な想いは好き。

だって綺麗なモノ全部、僕には無いものだから憧れる。

その綺麗なモノ、貴女はいっぱい持ってた。

だから、貴女を汚してくモノは全部排除したかった。

綺麗な侭の貴女で居て欲しかった。

貴女は純粋無垢で、汚い醜いモノなんか聞いて欲しくも見て欲しくも無かった。

其の侭の貴女で居て欲しかった。

幼い侭の、綺麗な侭の、其の貴女で...
永遠に...。

手遊びに深紅を流すなんて...

貴女には、傷ひとつさえ付いて欲しく無かったのに...。

でも其れは僕のエゴ。
そう此は僕の夢の中。



[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ