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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico44縁を大切にすれば幸が巡る
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のはなのはに対して何気に失礼だよね」
「事実だろ?」
「まあ・・・、そうかな」
「「・・・あはははは!」」
話のネタにしたなのはには悪いが、実際になのはは恋愛に関しては同情レベルを超えた鈍さだ。付き合って下さい、と言われても、いいですよ、どこに付き合いますか?みたいなマンガのノリになるに違いない。
「ルシルの方がどうなの? シャルとはやての2人から想われてるし、聞けば学校のクラスメイトからも。大変だね♪」
「笑顔で言うなよ。本当に大変なんだぞ」
「はは、ごめん、ごめん♪・・・ところでルシル、話は変わるんだけど」
ユーノの表情が神妙なものへと変わった。なにか大事な話だということはすぐに察することが出来た。だから俺も居住まいを直して聴く姿勢になる。
「こんな時に何なんだけどさ」
「うん」
「局と学校の両方での纏まった休みが出来たらなんだけどさ」
「なんだよ、ユーノ。遠慮なんて無しだぞ」
貴重な男友達だ、大事にしたい。というか今、ゲイだとかホモだとか聞こえた気がしたから周囲を見回してみるが、どうやら気のせいだったらしい。ユーノからの「どうかした?」問いに、「いや、なんでもない。それで、なんだっけ?」話の続きを促した。
「無限書庫の未整理区画の整理を手伝ってくれないかな。ルシルも司書の資格、取っていたと思うんだけど」
確かに俺は無限書庫の司書資格を取得している。無限書庫の出入りや各区画を自由に移動するには司書資格が必要だからだ。書庫内に俺にとって都合の悪い本が無いかを確認するために取ったんだが、リアンシェルトがすでに隠していてくれた。まったく、半端な優しさは逆に辛い。もしかしてそれ狙いだったり・・・するわけないか。俺とシェフィが生みの親と憶えていないし。
「どうかな? やっぱり家族サービスで忙しかったりする?」
「あはは、家族サービスて。確かにそれも大事だけど、事情を伝えれば判ってくれるさ」
「そう言ってもらえると助かるよ。僕の方としては何時でも良いから、その時が来たら連絡をお願いするよ」
「ああ、任せてくれ」
ユーノと無限書庫内の整理の約束をした・・・ところに、コンコンと窓ガラスをノックする音がした。すぐ横を見ればそこには知人が1人いた。そこに居たのは「パーシヴァル・・・?」オーディンと名乗っていた頃の俺と、当時世話になっていたエリーゼ・フォン・シュテルンベルクの間に生まれた双子の子孫だ。髪型は俺と同じインテークだが、髪色や瞳の色はエリーゼ譲りの茶色に青色。背丈は175辺りか。
「ルシルとそっくり。あぁ、彼が話に聞いたシュテルンベルクの・・・」
「ああ。魔神オーディンの直系だな」
ユーノと話していると、パーシヴァルが「こんにちは
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