『DEEP SCAR』
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深く負った傷が在る。
其れは深い痕になって残ってる。
決して一生消えることは無い。
其れでも僕は此処に立っていて、何かを求めてる。
深い傷の治療は困難で、どんなに手を尽くしても蝕んでく。
確かに癒えた瞬間も在った筈なのに...
確かに乗り越えれた気がしたのに...
其の深い傷にいつまでも縛られてる。
まるで『一生離さないから』『道連れだから』と言われてるかのような錯覚に陥る。
どう見られてたって関係無い。
何を言われてたって関係無い。
そんなことどうだって良い。
ただ、もう僕は一生此の侭なんだと打ちのめされたんだ、僕の中の僕に。
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