学園編
0時を過ぎた街
[3/4]
[1]次 [9]前 最後 最初
が立っていた。女性と称したのは先に出ていた少女よりもいささか大人びていたからだ。
彼女が登場すると同時に、寮の明かりも付き始めた。まるで何事もなかったように、時計の針が動いている。
「明かりが??????」
>明かりが点くと同時に緊張感がほぐれる。
「到着が遅れたようね。私は桐条瑞樹。この寮に住んでいるわ。」
「よ、よろしくお願いします。」
「うん、よろしく。」
淡々と自己紹介を済ます桐条さん。その横でさっきの銃を構えていた少女が不審そうに質問する。
「誰ですか?」
「彼は"新入生"よ。「葛葉 晃」君。ここへの入寮が急に決まってね。いずれ、一般寮への割り当てが正式にされるでしょう。」
そう話す桐条さんの回答にまだ不審そうな表情を浮かべている少女。
「??????いいんですか?」
「さぁね??????」
?
僕がいると何か嫌なことでもあるのだろうか?可愛い女の子にそう言う表情をされると傷つく。誰でもそうだが。
「彼女は高槻 花音。春から1年生だから君と同じだな。もっとも彼女は初等科からこの学校に通っているから君よりもずっと先輩だがな。」
「高槻です??????」
「ど、どうも。葛葉です。」
彼女には色々疑問があるが??????
「さっきの銃は?」
「え?」
高槻さんがフリーズした。やはり聞かれてはまずかったのか?
「あ、あれは何というか話すと長くなるんだけど。??????趣味?」
「疑問系の時点で違うでしょうが。」
僕にツッコミを、入れられてさらに困る高槻さん。
「世の中色々と物騒だからね。護身用として、私が持たせてるの。」
>隣で桐条さんが高槻さんの銃の引き金を引く
「もちろん、弾が出るわけじゃないから。」
隣で桐条さんが言った。弾は出ないのか???それはよかった???よかったのか?
「今日はもう遅いわ。部屋は3階に用意してるから。多分荷物も届いてあるはずだし、すぐに休むといいわ。」
「じゃあ、案内するから、付いてきてください。」
>時計の針はもうすでに一時を過ぎていた。早く部屋に連れて行ってもらおう。
>寮の3階廊下、一番奥の部屋???
「この部屋だね。一番奥だから、覚えやすいでしょ?」
確かにここなら部屋を間違えることもなさそうだ。
「えっと???何か聞きたいことある?」
「いや、もう特にないけど??????そういや、子供も寮生なの?」
僕は高槻さんにここに来た時にあったことを話した。署名の事と見知らぬ少年のこと。
「誰のこと????ちょっとやだなぁ、そういうの???」
>高槻さんは何も知らないみたいだ。
だとしたらあの子は一体???。署
[1]次 [9]前 最後 最初
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ