暁 〜小説投稿サイト〜
遊戯王GX 〜プロデュエリストの歩き方〜
親善タッグデュエル
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いつに感謝せにゃならんがな」

「へへっ、いいってことよ」


 十分は万丈目の言葉にピースサインで返す。一方で、シオンは次第に息が合っていく二人を見て、

「いいデュエルになってきたな。俺はカードを二枚伏せ、エンドだ」

「いくぜ。俺のターン、ドロー!スタンバイフェイズ時にオーシャンの効果発動!墓地の『E・HERO エアーマン』を手札に加えるぜ。そして、エアーマンを召喚して効果発動!デッキから『E・HERO バースト・レディ』を手札に加えるぜ。さらに、魔法カード『強欲な壺』発動!二枚ドロー!」

「くっ、ここでドローカードか!」


 土壇場で、ノーコストでアドだけを稼いでいくカードの発動にシオンも悪態を吐く。もっとも、毎ターン計3枚以上もドローしている奴が言えることではないが。
 一方の十分はドローしたカードを確認するとニンマリと口角を上げる。

「魔法カード『HEROの遺産』発動!このカードは墓地にレベル5以上のHEROが二体存在する時、3枚ドローできるカードだ。今墓地にはジ・アースとネクロダークマンがいる!よって3枚ドロー!」

 一気に計5枚のドローを決めた十代は一気加勢に仕掛ける。

「魔法カード『闇の量産工場』発動!墓地の『E・HERO スパークマン』と『E・HERO フェザーマン』を手札に加える。さらに!ライフを500ポイント払って、魔法カード『二重融合』発動!効果で俺は二回融合を行う!
 まずは一回目!手札のバースト・レディとフェザーマンを融合!来い、俺のマイフェイバリット!『E・HERO フレイムウィングマン』!」


 火のバースト・レディと風のフェザーマンの力を得た新たなHERO、フレイムウィングマンがフィールドへと現れる。

「さらに、スパークマンとフレイムウィングマンを融合!来い、『E・HERO シャイニング・フレア・ウィングマン』!」

「くっ、そいつか!」

 強烈なライトエフェクトが発生し、現れたのは太陽に負けず劣らずの光量を放つHERO。十代のフレイムウィングマンの進化形態であるシャイニング・フレア・ウィングマンだ。

「こいつは墓地のE・HERO一体につき攻撃力が300ポイントアップする!俺の墓地に居るE・HEROはジ・アース、フレイムウィングマン、スパークマン、フェザーマン、バースト・レディ、ネクロダークマン、フォレストマンの計七体だ!」

「こ、攻撃力2100アップして、4600??」

『E・HERO シャイニング・フレア・ウィングマン』
 ATK2500→4600


「さぁ、いくぜ!シャイニング・フレア・ウィングマンでTHE SUNを攻撃!」

「リバースカード『デストラクション・ポーション』発動!SUNを破壊し、その攻撃力分
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