学園祭のライオンハート
選手入場からのゲームスタート前×特殊ルールやその他の説明
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巨大モニターに映り込んでいるイヤホンマイクを付けた司会者と解説者の事でも聞こうや」
『今夜のゲームを取り仕切る審判役にはリュディガ・ローゼンクロイツ!』
魔法陣から銀色の長髪に正装という出で立ちのイケメンが現れた。確か元人間の転生悪魔にして、最上級悪魔でランキング七位。するとリアス側に仕込んだ盗聴器から声が聞こえてきたので、俺は通信機をハメて聞いていた。
「・・・・リュディガ・ローゼンクロイツ。元人間の転生悪魔として最上級悪魔、ランキング七位。今回はグレイフィア様ではないのですね」
「そりゃそうだろうよ。俺らの家である大王家が納得する訳がないし、そちらはグレモリー側だからな」
グレイフィアはサーゼクスの『女王』であり、家柄重視の大王派にとって目障りな存在だ。グレイフィアが不正する訳がないけど、大王派の上役は突っついて来る。それとアザゼルに関しては、こっち側では把握していたからな。ゲームの解説者としてでもあるが、司会者と共々盛り上げする為でもあるのだろう。一切聞いていないリアスらは驚く様子を見ていた俺達。
『今回来て頂いたアザゼル総督はサーゼクス・ルシファー様を始め、各勢力の首領の方々と友好な関係を持ち、神器研究の第一人者として業界内で有名でありますが、今日の一戦はどう注目されているのでしょうか?それと本来ならバアル&グレモリーチームには、一人の専属コーチ兼アドバイザーが付きますが今回はバアルとグレモリーで一人ずつ付いているようです。アザゼル総督はグレモリーチームの方に専属コーチ兼アドバイザーをしていましたが、今回はどう注目するでしょうか?』
『そうですね。私としましては最強最悪の黒神チーム相手にして、力を出し切れるかどうかは戦次第となります。ただでさえ量産型聖剣エクスカリバーを持っている相手ですので、俊足やら防御やらを教えてきましたが実戦と模擬戦では違い過ぎますしデータ不足でもあります。何せ黒神チーム全員のデータ不足ですからね』
『こちらもデータ不足でありますが、悪魔の弱点である聖なるオーラをどう相手するかが楽しみの一点となりますね』
アザゼルは営業スマイルで解説を始めやがったな。で、アザゼルの紹介が終わると、次にカメラがアザゼルの隣に移り、端整な顔立ちに灰色の髪と瞳をした男性を映した。
『更に、もう一方お呼びしております!レーティングゲームのランキング第一位!現王者!皇帝!ディハウザー・ベリアルさんです』
「「「「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッッ!」」」」
アザゼルが登場した時よりも遥かに大きい歓声が上がったが、会場全体の震動が両チームの響き渡る。皇帝と称された者が朗らかに
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