第1章:修正の始まり
第11話「修正の第一歩」
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世界ではない空想上での世界だと、そうなってるみたいなんだよね。」
「...?どういう、ことですか...?」
さすがに意図が分からない言葉を並べられて困惑する秋十君。他の皆も興味があるようで、耳を傾けてくる。
「...皆はさ、アニメや漫画での世界が、実在すると思う?」
「...?よくわからないですけど...普通は実在しないでしょう?」
「そうだね。でも、こう考えた事はないか?こことは違う、平行世界や、遠く離れた異世界には、アニメのような世界があるかも...と。」
俺の言葉に、“まさか...”といった顔になる秋十君。
「...この世界は、“インフィニット・ストラトス”と言う、アニメにもなったライトノベルの世界と似ているそうだよ。」
「ライトノベルの世界....。」
まぁ、普通は信じられないだろう。俺だって口頭だけで言われても信じられないし。だけど、俺の場合はあの神様に知識を直接与えられたからな。本当だと分かっている。
「だが、所詮は似ているだけだ。ライトノベルの方には、まず束の幼馴染としての“神咲桜”は登場しないし、“織斑秋十”という人物も存在しない。」
「え....?」
「そして何よりも、ライトノベルの織斑一夏とこの世界のとは、見た目こそ同じだが、中身が一切違う。...まぁ、これは理由があるけどな。」
この世界での織斑一夏は中身が転生者で、洗脳を使う外道だからな。
「...まぁ、いずれ詳しく話すさ。今は関係ない。」
「はぁ....?」
そうこうしている内に、ISに触れて起動させる織斑一夏。そして女性職員に捕まって騒ぎになる。
「あの...これは...。」
「“世界初の男性操縦者!”って感じだねぇ。...まぁ、初の男性操縦者は俺だけど。」
「ちなみにあっ君が二番目だね。」
明日か明後日にでもニュースに出るだろう。
「そして、ニュースになった所を、ワールド・レボリューションとして俺たちを公表する。」
「....えっ?」
いやぁ、騒ぎになるだろうね。(他人事)
「...で、公表するに当たって、俺と秋十君の名字は明かせない。」
「あ...既に世間には存在しませんもんね...。」
「まぁ、既に別の戸籍を用意してるんだけどな。」
ちなみに“篠咲桜”と“篠咲秋十”となっている。...一応、兄弟な?
「...用意がいいですね。」
「まあねー。じゃ、さっき言った通り、三人はIS学園に通ってもらうよ。」
「...分かりました。」
受験関連は大丈夫だろう。足りない所はまだあるだろうけど、補えばいいし。
それから翌日、案の定
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