第1章:修正の始まり
第11話「修正の第一歩」
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夕食の時間だ。」
「あ、はーい。」
「分かりました。」
二人とめ〜ちゅを連れて食堂へと行く。
「...ふと思ったんですけど、本来なら俺たち、受験生ですよね?」
「「....あっ。」」
“受験”と言う単語にユーリちゃんとマドカちゃんも反応する。...そう言えば三人とも同じ年だったな。
「まぁ、ちゃんとISの知識のついでに勉強は教えてるからな。」
「中退に関してもモーマンタイ!ちゃんと偽造してるよ!」
いや、無問題ではないだろ。偽造してるから。
「あ、そうそう。受験と言えば、三人ともIS学園に通ってもらうから。」
「え...IS学園に...ですか?」
IS学園。その名の通り、ISについて学ぶ高校だ。当然、IS関係なので、ほぼ女子高と化しているが、厳密には女子高ではない。だから、秋十君も通う事はできる。...偏差値も結構高いけどな。
「だいじょーぶ!今あっ君の事を世間にばらしたら騒ぎになるだろうけど、私達の計画では注目を浴びるだけで済むよ!」
「ダメじゃないですか!?」
いいじゃん。どうせ、秋十君もISに乗れるのが分かってからは騒ぎになる事は覚悟してたんだしな。
「ワールド・レボリューションもだいぶ有名になったからな。秋十君の後ろ盾としても十分だろ。」
「...なーんか、それでも心配なんですけど...。」
だろうなぁ...。..っと、さて、そろそろかな。
「束ー、ちょっと映してくれる?」
「んー?あー、あれね。オッケー。」
空中に映像が映し出される。え?どうやってこんな事をしてるって?...ISを創れる人物が二人もここにいるんだよ?この程度、容易い。
「....どこですか?ここ。」
「IS学園の受験場所。」
「はい!?」
そして映し出されるのは、とある部屋のカメラの映像。
「...なんですかこれ?」
「まーまー、見てなって。」
部屋の中心には訓練用のISである“打鉄”が置かれている。
しばらく見ていると...。
「お、来た来た。」
「来たって...これって....!?」
誰かが入ってきた事に、秋十君は見覚えがあるのか驚きの声を上げる。
...当然だ。なんてったって。
「なんで...一夏が映ってるんだよ!?」
「そりゃまぁ、私がそうなるように本来なら仕向けてたらしいからねぇ...。」
「...“本来なら”?」
秋十君も会話での違和感のある言葉に反応できるようになってきたか。...まぁ、今回のは束が分かりやすく強調してたからだけど。
「洗脳された私でもない。というか、この
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