【ソードアート・オンライン】編
116 感謝の言葉
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―≪笑う棺桶(ラフィン・コフィン)≫討伐隊≠セ! 反抗しても良いが手足の1本や2本は覚悟してもらう!―
そんな恫喝とも云える宣言で始まった≪笑う棺桶(ラフィン・コフィン)≫討伐戦=B
俺の撒き餌が上手いこと働いたのか、そこにはジョニー・ブラックと≪赤目のザザ≫。そして≪笑う棺桶(ラフィン・コフィン)≫の首魁である《PoH》──と、悪い意味で錚々たるメンバーが雁首を揃えていた。
コレンには突入するのは15時00分≠ニ伝えてあったが、現時刻は13時00分=B……さすがの《PoH》も、この6大ギルドの強襲≠ノは対応しきれていないようだった。
「shit! どういう事だ突入してくるのは15時00分≠ゥらのはずだ。……そうか、お前さんの仕業か≪無槍≫よぅ…?」
「ああ──おっと、逃げるなよ。こちとら今回の討伐戦≠ノはそれなりの労力を掛けているんだ」
「そうだよ。君達は殺り≠キぎたんだ」
「チッ!」
《PoH》の言葉に口少なに肯定し、ピックを投げて転移結晶を使えない様にユーノと共に牽制する。……他を見れば、ジョニー・ブラックにはクラインとエギルが。≪赤目のザザ≫にはキリトとアスナが当たっていた。……俺の目論見通りに=B
「……これは俺のワガママだ。観念しろ≠ニは言わない。《PoH(おまえ)》の命なんか背負ってやらないが、《PoH(おまえ)》を殺した≠ニ云う事実は忘れない」
「ほぅ」
《PoH》はフード付きのポンチョで、フード目深く被っているので定かではないが──ぎぃ、と嗤と様な気がした。……どうにも、俺の言葉に興味を持ったらしい。
「っ!!」
俺の制空圏≠ノ侵食が在ったのは、《PoH》がほくそ笑んだその時だった。
――「おおおおおおぉぉ!!」
何を恨むべきかと云われれば、文字通り[超人的]な反応速度と狂気≠ニも云えるほどに積まれた修練量だろう。
制空圏内≠ノ侵犯した下手人の剣撃を槍の鋒でズラし、そのまま《PoH(ほんまる)》から目を逸らさず>氛汞その下手人≠ノ槍撃を叩き込む事なんて、訳がなかったのである。
――パァァァァン…!
(なんでお前が──リュウ…っ!?)
「ティーチ君っ!」
ユーノの人目を憚っていない叫びにこのデジタルの世界に還り逝く下手人≠フ方を向いた時、それ≠──リュウの口≠見てしまった。……その時、読唇術を修めていた自分を甚く呪った。
―ありがとう=\
俺に襲いかかってきた下手人>氛氓烽ニい、ユーノ曰く転生者≠ネリ
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