【ソードアート・オンライン】編
115 炙り出し
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した。面談と並行する形でメッセージを返せばいいのね?]
「……はい」
俺を胡乱な目付きで見ながらも、アスナは頷く。アスナが頷いたそれを機に質問を始める事にて──メッセージの方でもアスナと会話する事にした。
「アスナは殺人行為に及んだ≠アと──または意図的に殺人行為に携わった事は≠るか?」
[大体そんな感じだ。……ちなみに現状、ほぼ白♀m定≠ヘギルド創設時の6人で、残りが白に限り無く近いグレー≠ニ云ったところだ]
「……いいえ」
アスナは口頭での質問に一瞬目を見開いたが、直ぐ様きっぱりと俺の目を見ながら否定する。……女性は嘘を吐く時──いつぞやのマチルダさんみたいに、相手から目を逸らさない様にするらしいが、アスナの瞳には──あの時の=A追い詰められていたマチルダの様な焦燥≠ヘ感じられない。
(……やはりと云うべきか──アスナは白=Aか…)
ホッと一息撫で下ろす。弟の恋人が善人だったので、余計な気を揉まずにすんだ。
[取り敢えずアスナが白≠セということが再確認出来た。一応言っておくが今回の面談についての周知はどうしても必要と思わない限り″Tえてくれ。……アスナなら判るよな?]
「……うん、アスナに訊きたい事は終わったよ。これで面談終了だ。……決行日≠ヘ追ってメッセージを送らせてもらう」
「……失礼します」
――ピコン
[……予想だけど、ティーチ君曰く羊の皮を被った狼≠ェ1匹だとは限らないから──かな]
アスナが退室した後のそのメッセージに[その通り]と返事をするのだった。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
――コンコン
「……どちら様?」
――「コレンだ」
2回ノック──トイレのノックをされたので、聊か微妙な気持ちになりながら誰かと問えば、呼んだ人物──コレンが執務室へとやって来た。
コレンの為人を一言で云ってしまえば、某世紀末な漫画に出てくる雑兵さん≠ニな感じだ。……素行は良くないが、実り≠フ無いMobでも虐殺¥o来る──割りと稀有な人物だったりする。
「よし、始めようか」
アスナの時と同様に着席する様に示唆して、適当に面談を始める。
コレンはアスナ、キリト、リーファ、ユーノ、エギル、シリカ──白に限り無く近いグレー≠ネ人達の面談が終わって、更にはグレー≠ネ人達の4人目の人物で──そして、俺が一番怪しい≠ニ目している人間だ。
……ちなみに今のところ黒≠ヘ出ていない。……居なかったら居なかったで、取り越し苦労になるだけだ。それで俺に信を置けなくなると云うのなら、どんな苦言でも甘んじ
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